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夢は日向圏域10万人構想−悲観せず、笑って光の源に
−−昨年はどのような一年でしたか。 細島港19号岸壁の起工式、国道10号門川日向拡幅の事業完了がありました。われわれが提案し進めてきたお倉ケ浜野球場の改築工事着工も明るいニュースでした。その他、会議所活動としては、サーフィン移住相談会、ひょっとこ駅伝大会、海上自衛隊艦艇寄港要望活動など行ってきました。 新型コロナには非常に苦労しましたが、コロナ禍の中でも職員を鼓舞し、催しなどをほぼ開催してきました。中小企業、小規模事業者の経営支援相談も中止することなく行い、先頭に立って戦う会議所を実践してきたつもりです。その結果、この人口減の中、商工会議所の会員数は増えてきており、元気な街として内外に認知されています。 −−新型コロナ感染症が5類に移行して8カ月。市内経済の課題、展望はいかがですか。 日向商工会議所の昨年のスローガンは「マスクとリスクを取りましょう」でした。新型コロナが5類に移行した5月8日、「マスク供養祭」を行い、多くの方々にご参加いただきました。 「マスクを取り街へ出よう」という経済の逆襲をイメージしたものでした。足元の景気はコロナ禍からの脱却が進み、経済社会活動が正常化してきたと感じます。ただし、回復による押し上げ効果はまだまだという感じです。今後はゆっくりかもしれませんが、拡大していくことは間違いないと思います。 −−今年の抱負をお願いします。 「2024年問題」という言葉を聞いたことがあると思います。端的に言うと、トラックの長距離輸送ができなくなるということです。それは取りも直さず、海、つまり港が重要視され、港を持つ日向市がクローズアップされるということです。しっかり土地を確保すれば、進出したい企業は必ずあるはずです。そんな大きな追い風が吹きつつあります。 新春です。大きな話をしましょう。私は故郷の概念を狭議に考えず、入郷も含め大きなスケールで考えたらと思っています。つまり、日向圏域10万人構想を夢見てみようじゃありませんか。 もう一つ夢があります。学生や若者、子育てをする方々、リタイアされた方々、そして入郷地域の方々に気軽に寄っていただける憩いの場、そんな図書館が欲しい。住む人に優しい街に人々は集まってきます。この異なる人・目的を「つなぐ」という役割が、新しいタイプの図書館であると考えます。今年は、図書館が背負う地域の未来づくり構想に力を入れて取り組みます。 さて、今年のスローガンは「笑え!」にしました。チャールズ・チャップリンが作った映画「モダン・タイムス」は、1930年代の機械文明と資本主義社会を風刺した名作です。現在も同じような大きな変革の波が来ている気がします。この映画のためにチャップリンが作曲した「スマイル」は、ナット・キング・コールが次のように歌っています。「つらくても苦しくても、きっと明日は見えてくる。君が笑顔でさえいれば」。現代は決して優しくない環境ですが、悲観することなく、今こそ笑って光の源となることを目指したいと思います。
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夢は日向圏域10万人構想−悲観せず、笑って光の源に
−−昨年はどのような一年でしたか。
細島港19号岸壁の起工式、国道10号門川日向拡幅の事業完了がありました。われわれが提案し進めてきたお倉ケ浜野球場の改築工事着工も明るいニュースでした。その他、会議所活動としては、サーフィン移住相談会、ひょっとこ駅伝大会、海上自衛隊艦艇寄港要望活動など行ってきました。
新型コロナには非常に苦労しましたが、コロナ禍の中でも職員を鼓舞し、催しなどをほぼ開催してきました。中小企業、小規模事業者の経営支援相談も中止することなく行い、先頭に立って戦う会議所を実践してきたつもりです。その結果、この人口減の中、商工会議所の会員数は増えてきており、元気な街として内外に認知されています。
−−新型コロナ感染症が5類に移行して8カ月。市内経済の課題、展望はいかがですか。
日向商工会議所の昨年のスローガンは「マスクとリスクを取りましょう」でした。新型コロナが5類に移行した5月8日、「マスク供養祭」を行い、多くの方々にご参加いただきました。
「マスクを取り街へ出よう」という経済の逆襲をイメージしたものでした。足元の景気はコロナ禍からの脱却が進み、経済社会活動が正常化してきたと感じます。ただし、回復による押し上げ効果はまだまだという感じです。今後はゆっくりかもしれませんが、拡大していくことは間違いないと思います。
−−今年の抱負をお願いします。
「2024年問題」という言葉を聞いたことがあると思います。端的に言うと、トラックの長距離輸送ができなくなるということです。それは取りも直さず、海、つまり港が重要視され、港を持つ日向市がクローズアップされるということです。しっかり土地を確保すれば、進出したい企業は必ずあるはずです。そんな大きな追い風が吹きつつあります。
新春です。大きな話をしましょう。私は故郷の概念を狭議に考えず、入郷も含め大きなスケールで考えたらと思っています。つまり、日向圏域10万人構想を夢見てみようじゃありませんか。
もう一つ夢があります。学生や若者、子育てをする方々、リタイアされた方々、そして入郷地域の方々に気軽に寄っていただける憩いの場、そんな図書館が欲しい。住む人に優しい街に人々は集まってきます。この異なる人・目的を「つなぐ」という役割が、新しいタイプの図書館であると考えます。今年は、図書館が背負う地域の未来づくり構想に力を入れて取り組みます。
さて、今年のスローガンは「笑え!」にしました。チャールズ・チャップリンが作った映画「モダン・タイムス」は、1930年代の機械文明と資本主義社会を風刺した名作です。現在も同じような大きな変革の波が来ている気がします。この映画のためにチャップリンが作曲した「スマイル」は、ナット・キング・コールが次のように歌っています。「つらくても苦しくても、きっと明日は見えてくる。君が笑顔でさえいれば」。現代は決して優しくない環境ですが、悲観することなく、今こそ笑って光の源となることを目指したいと思います。