本紙掲載日:2024-01-24
(6面)

親子でたこ揚げ楽しむ

92組の家族がたこ揚げを楽しんだ
入賞した子どもたち

デザインや高さの審査、表彰も

 小学生以下の子どもとその保護者を対象にした「第57回手づくりたこあげ大会」が21日、延岡市の西階運動公園補助グラウンドで開かれた。92組が参加し、世界に一つだけの手作りたこを空高く揚げて楽しんだ。

 同大会は市子ども会育成連絡協議会(盒況二会長)主催。親子で話し合いながら、一緒にたこを手作りすることなどを目的に、1964年から始まった。

 参加者は受付時にたこの材料を受け取ると、早速ブルーシートの上で作業を開始。子どもたちは、好きなキャラクターや今年の干支(えと)にちなんで龍のイラストなどをカラーペンで自由に描き、竹ひごの取り付けといった難しい工程は保護者が担当した。

 全員のたこが完成した頃には程よい風が吹き始めた。子どもたちは風上に向かって広いグラウンドを思い切り走り回って、たこ揚げに夢中になっていた。同時に同会会員が、たこが揚がった高さやデザインを審査。誰よりも高く揚げるために保護者と一緒に走ったり、会員からアドバイスを受けたりする子どもの姿も多く見られ、日本の伝統文化を存分に楽しんでいた。

 たこを高く揚げて最優秀賞を受賞した黒木翔世さん(7)=同市北一ケ岡在住=は「ゲームが好きで任天堂スイッチを描いた。高く揚がってうれしかったし、賞が取れてびっくりした」と笑顔を見せた。

 詳細は、本紙へ。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/