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感染者数、増加続く−9週連続、本格的な流行段階
県の感染症週報第3週(15〜21日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比1・4倍の定点当たり16・07人と、9週連続で増加しました。 4段階で色分けした注意喚起の区分は、県北が上から2番目の「赤圏域」(基準値=定点当たり20人以上)となり、本格的な流行段階に入りました。 24日時点の入院患者数は196人で前週(213人)から微減し、重症者も1人で前週(2人)から減少しました。 ◆延岡・西臼杵、日向・東臼杵−4カ月ぶり「赤圏域」 県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり23・56人で前週から1・38倍、日向・東臼杵は同25・17人で1・45倍とさらに増加し、いずれも約4カ月ぶりに赤圏域となりました。 前週から3倍以上と急増した小林・えびの・西諸県(定点当たり22・50人)を含む計3地域が赤圏域で、それ以外の日南・串間(同14・00人)、西都・児湯(同13・67人)、都城・北諸県(同12・40人)、宮崎・東諸県(同11・28人)も前週の黄圏域(基準値=同5人以上)からオレンジ圏域(同10人以上)となり、全地域で感染が拡大している状況です。 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼5〜9歳が18%▼10〜14歳が17%▼5歳未満が13%▼30、40、50代が各8%▼20代7%▼15〜19歳と60代が各6%▼70代5%▼80代以上が4%と10代以下が過半数を占めました。 定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり689人(前週477人)と18週ぶりに600人を上回り、9週連続で増加しました。 全国の感染状況(15〜21日)は定点当たり12・23人で、前週を36・4%上回って全都道府県で増加しました。九州も大分県が同17・16人、佐賀県同17・05人、熊本県同16・08人など軒並み増加しています。 ◇延岡市の独自集計感染者数440人−21日までの1週間、前週から59人増 延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(15〜21日)の合計は前週比59人増の440人で、昨年11月下旬の13・3倍まで増加しています。 日別では、15日96人▽16日56人▽17日57人▽18日69人▽19日82人▽20日60人▽21日20人となっています。 一方、県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は24・86人で、前週の同16・71人から48・7%増加して赤圏域となり、なおも増加が加速している状況です。 ◇JN・1−米国で8割超−感染力の強さ示すデーターも 県内では冬休み明けの学校再開に伴い、10代以下を中心に新型コロナの感染が拡大しています。延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師によると、低年齢層の割合が大きい間は感染が広がる傾向にあり、今後も加速的に感染者数が増加していくとみられます。 世界中で流行し、日本でも「第10波」の主流となる可能性が高いとされるのがオミクロン系統の新変異株「JN・1」ですが、すでに新規感染者の85%を超えている米国の疾病対策センター(CDC)は同変異株について、22日時点で深刻な症状を引き起こす根拠は見つかっておらず、現行ワクチンが予防効果を高めることが期待されると公表しました。 一方で、海外からはJN・1の感染拡大に伴い入院患者が増加したとの報告が多く寄せられ、英国などでは救急医療が切迫しており、こうしたデータは新変異株の極めて強い感染力を示しています。 県北でも今後は子どもから家庭内−職場内−病院・施設内と連鎖的に感染が広がり、佐藤医師は少なく見積もっても昨冬の「第8波」と同程度、あるいは過去最大規模のピークになると予想しています。 ◇本県インフル再び増加−感染者、沖縄に次ぐ多さ 県内では年明けから減少傾向となっていたインフルエンザの患者数が直近1週間(15〜21日)で再増加し、国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップで、宮崎県は定点医療機関当たりの感染者数が27・81人と、沖縄県の同32・33人に次いで2番目に多くなっています。 県内の保健所管内別では日向が同31・83人と警報レベル(定点当たり30人以上)、延岡は同27・00人、高千穂も同14・50人で注意報レベル(同10人以上)にあります。 この原因について佐藤医師は、「流行ウイルスがこれまで主流だったA型からB型へと急速に置き換わっているため」と分析しています。A型の流行後にはB型が広がる傾向にあるそうです。 症状はA型、B型とも基本的には同じとされていますが、抗体が異なり流行時期も違うため、今シーズン中、すでにインフルエンザに感染した人でも再感染する可能性があります。 延岡市医師会などは新型コロナへの対策がインフルエンザの感染防止にもなるとして、場面に応じたマスクの着用やこまめな手洗いとうがい、なるべく人混みを避けるなど、基本的な予防策を心掛けるよう求めています。 ◇迷ったら電話相談 延岡市では発熱などの症状が出た場合や医療機関の受診に迷う場合などは県新型コロナウイルス感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)か、県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)に連絡するよう呼び掛けています。
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感染者数、増加続く−9週連続、本格的な流行段階
県の感染症週報第3週(15〜21日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比1・4倍の定点当たり16・07人と、9週連続で増加しました。
4段階で色分けした注意喚起の区分は、県北が上から2番目の「赤圏域」(基準値=定点当たり20人以上)となり、本格的な流行段階に入りました。
24日時点の入院患者数は196人で前週(213人)から微減し、重症者も1人で前週(2人)から減少しました。
◆延岡・西臼杵、日向・東臼杵−4カ月ぶり「赤圏域」
県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり23・56人で前週から1・38倍、日向・東臼杵は同25・17人で1・45倍とさらに増加し、いずれも約4カ月ぶりに赤圏域となりました。
前週から3倍以上と急増した小林・えびの・西諸県(定点当たり22・50人)を含む計3地域が赤圏域で、それ以外の日南・串間(同14・00人)、西都・児湯(同13・67人)、都城・北諸県(同12・40人)、宮崎・東諸県(同11・28人)も前週の黄圏域(基準値=同5人以上)からオレンジ圏域(同10人以上)となり、全地域で感染が拡大している状況です。
県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼5〜9歳が18%▼10〜14歳が17%▼5歳未満が13%▼30、40、50代が各8%▼20代7%▼15〜19歳と60代が各6%▼70代5%▼80代以上が4%と10代以下が過半数を占めました。
定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり689人(前週477人)と18週ぶりに600人を上回り、9週連続で増加しました。
全国の感染状況(15〜21日)は定点当たり12・23人で、前週を36・4%上回って全都道府県で増加しました。九州も大分県が同17・16人、佐賀県同17・05人、熊本県同16・08人など軒並み増加しています。
◇延岡市の独自集計感染者数440人−21日までの1週間、前週から59人増
延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(15〜21日)の合計は前週比59人増の440人で、昨年11月下旬の13・3倍まで増加しています。
日別では、15日96人▽16日56人▽17日57人▽18日69人▽19日82人▽20日60人▽21日20人となっています。
一方、県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は24・86人で、前週の同16・71人から48・7%増加して赤圏域となり、なおも増加が加速している状況です。
◇JN・1−米国で8割超−感染力の強さ示すデーターも
県内では冬休み明けの学校再開に伴い、10代以下を中心に新型コロナの感染が拡大しています。延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師によると、低年齢層の割合が大きい間は感染が広がる傾向にあり、今後も加速的に感染者数が増加していくとみられます。
世界中で流行し、日本でも「第10波」の主流となる可能性が高いとされるのがオミクロン系統の新変異株「JN・1」ですが、すでに新規感染者の85%を超えている米国の疾病対策センター(CDC)は同変異株について、22日時点で深刻な症状を引き起こす根拠は見つかっておらず、現行ワクチンが予防効果を高めることが期待されると公表しました。
一方で、海外からはJN・1の感染拡大に伴い入院患者が増加したとの報告が多く寄せられ、英国などでは救急医療が切迫しており、こうしたデータは新変異株の極めて強い感染力を示しています。
県北でも今後は子どもから家庭内−職場内−病院・施設内と連鎖的に感染が広がり、佐藤医師は少なく見積もっても昨冬の「第8波」と同程度、あるいは過去最大規模のピークになると予想しています。
◇本県インフル再び増加−感染者、沖縄に次ぐ多さ
県内では年明けから減少傾向となっていたインフルエンザの患者数が直近1週間(15〜21日)で再増加し、国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップで、宮崎県は定点医療機関当たりの感染者数が27・81人と、沖縄県の同32・33人に次いで2番目に多くなっています。
県内の保健所管内別では日向が同31・83人と警報レベル(定点当たり30人以上)、延岡は同27・00人、高千穂も同14・50人で注意報レベル(同10人以上)にあります。
この原因について佐藤医師は、「流行ウイルスがこれまで主流だったA型からB型へと急速に置き換わっているため」と分析しています。A型の流行後にはB型が広がる傾向にあるそうです。
症状はA型、B型とも基本的には同じとされていますが、抗体が異なり流行時期も違うため、今シーズン中、すでにインフルエンザに感染した人でも再感染する可能性があります。
延岡市医師会などは新型コロナへの対策がインフルエンザの感染防止にもなるとして、場面に応じたマスクの着用やこまめな手洗いとうがい、なるべく人混みを避けるなど、基本的な予防策を心掛けるよう求めています。
◇迷ったら電話相談
延岡市では発熱などの症状が出た場合や医療機関の受診に迷う場合などは県新型コロナウイルス感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)か、県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)に連絡するよう呼び掛けています。