本紙掲載日:2024-02-02
(3面)

3日節分−本東寺で星祭り

冷たい水をかぶって身を清める僧侶たち(本東寺)

僧侶たちが水行−延岡

 3日の節分を前に、延岡市松山町の本東寺(吉田海心住職)で2日午前、「星祭り厄除(よ)け大祈祷(きとう)会」が行われた。厄年を迎えた人や町内外からの参拝者が訪れて、身体健康や地域の繁栄・安全、厄除け開運など諸祈願を行ったほか、吉田静正副住職ら6人の僧侶が水行を行った。

 水行は、法要の前に冷たい水をかぶって身を清める儀式。白装束を脱ぎ、締め込み姿になった僧侶たちがお題目を唱えながら次々と水をかぶった。

 水しぶきが飛ぶ中、僧侶を囲んだ参拝者も、うちわ太鼓を鳴らし南無妙法蓮華経」を唱えて所願成就を願っていた。

 この後、本堂では特別祈祷が行われ、厄年の人や町内外からの参拝者が参列。今年は4年ぶりに豆まきも行われ、久しぶりに歓声が響いた。

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