本紙掲載日:2024-02-03
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貴重な資料が里帰り−特別展開幕

谷家邸内に設けられていた能舞台の鏡板について学芸員から展示解説を受ける来場者

「延岡の豪商谷家」−2月3日から3月10日まで延岡城・内藤記念博物館

 延岡の商家の暮らしや繁栄の様相に触れる特別展「延岡の豪商谷家〜その暮らしと文化」が3日から、延岡市天神小路の延岡城・内藤記念博物館企画展示室で始まった。3月10日まで。

 回船業などで財を成した延岡藩内有数の商家・谷家には、商業活動で蓄積された江戸期から明治期の金銀貨、能面や能装束、日常生活に用いられていた漆工芸品、ふすま絵など数多くの資料が残されている。

 特別展は、5代目当主で延岡市の藤屋社長・谷仲吉さん(79)の協力を得て開催。九州国立博物館(福岡県)に寄託されている資料を含む約200点を展示している。

 商業活動だけでなく延岡の情報文化活動、経済活動にも関わった谷家の全体像を示す展示会は今回初めてで、県内初公開の資料もある。


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