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熊本と延岡さらに近く−九州中央自動車道
◆経済、文科、観光など活性化へ−河野知事「励みになった開通」 熊本県嘉島町と延岡市を結ぶ九州中央自動車道(総延長約95キロ)のうち、熊本県側に整備された山都中島西IC―山都通潤橋IC間の10・4キロが11日に開通した。これで九州中央道の開通区間は41・2キロ、開通率は約43%となった。 ◇整備率は全区間の4割超 国土交通省熊本河川国道事務所によると、山都中島西IC―山都通潤橋ICは2車線(片側1車線)で通行無料。今回の開通で九州中央道の熊本側は延長約42キロのうち、起点の嘉島JCTから23キロまで(開通率約55%)がつながり、同区間の所要時間は整備前より約23分短縮されたという。 この日は、山都町立矢部中学校体育館で記念式典があり、宮崎県からは九州中央自動車道建設促進協議会会長の河野知事と、同民間協議会会長の吉玉典生延岡商工会議所会頭が出席。 式典後には山都通潤橋IC近くの本線で、それぞれテープカット、くす玉開披に加わり、バスなどに乗って開通区間内の山都中島東IC(ハーフインター)まで通り初めをして、関係者と喜びを分かち合った。 九州中央道のうち、宮崎県側約53キロは、日之影深角ICを含む雲海橋交差点―平底交差点の高千穂日之影道路(5・1キロ)、北方ICと舞野ICを含む蔵田交差点―延岡JCT・ICの北方延岡道路(13・1キロ)が開通済みで、開通率は約34%。 五ケ瀬西ICを含め県境をまたぐ蘇陽IC―五ケ瀬東ICの蘇陽五ケ瀬道路(7・9キロ)と、五ケ瀬東IC―高千穂ICの五ケ瀬高千穂道路(9・2キロ)、高千穂IC―雲海橋交差点の高千穂雲海橋道路(3・3キロ)=IC名はいずれも仮称=の計20・4キロも事業化し、整備が進められている。 また、熊本側の山都通潤橋IC―清和IC(仮称)の矢部清和道路(10・3キロ)も現在整備中。一方、清和IC―蘇陽ICと平底交差点―蔵田交差点の約18キロ(総延長からの差し引きによる概算)は調査中区間の段階で、早期事業化が待ち望まれている。 通り初め後、取材に応じた河野知事は「開通率が5割近くになったことで、『これからさらに頑張るぞ』という励みになった。熊本、大分との3県知事で連携して、中九州横断道(大分市―熊本市、総延長120キロ)と九州中央道の東西軸が重要だとアピールしてきた成果が出てきた」と手応えを語った。 さらに、熊本地震の経験を通した防災面での必要性、半導体世界最大手TSMCの熊本立地に伴う経済効果など、さまざまな要素が高速道整備の追い風になっているとして、「ますますスピードアップして成果に結び付けていきたい」と力を込めた。 吉玉会頭は「熊本と延岡が近くなることで、経済交流や文化交流、観光などさまざまな面の活性化に結び付く。いろんな資源をより一層アピールしていきたい」と抱負。残る県内区間の開通に向けても、「西臼杵3町と連携し、国交省や財務省などへの要望をさらに強化していきたい」と意気込んだ。
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熊本と延岡さらに近く−九州中央自動車道
◆経済、文科、観光など活性化へ−河野知事「励みになった開通」
熊本県嘉島町と延岡市を結ぶ九州中央自動車道(総延長約95キロ)のうち、熊本県側に整備された山都中島西IC―山都通潤橋IC間の10・4キロが11日に開通した。これで九州中央道の開通区間は41・2キロ、開通率は約43%となった。
◇整備率は全区間の4割超
国土交通省熊本河川国道事務所によると、山都中島西IC―山都通潤橋ICは2車線(片側1車線)で通行無料。今回の開通で九州中央道の熊本側は延長約42キロのうち、起点の嘉島JCTから23キロまで(開通率約55%)がつながり、同区間の所要時間は整備前より約23分短縮されたという。
この日は、山都町立矢部中学校体育館で記念式典があり、宮崎県からは九州中央自動車道建設促進協議会会長の河野知事と、同民間協議会会長の吉玉典生延岡商工会議所会頭が出席。
式典後には山都通潤橋IC近くの本線で、それぞれテープカット、くす玉開披に加わり、バスなどに乗って開通区間内の山都中島東IC(ハーフインター)まで通り初めをして、関係者と喜びを分かち合った。
九州中央道のうち、宮崎県側約53キロは、日之影深角ICを含む雲海橋交差点―平底交差点の高千穂日之影道路(5・1キロ)、北方ICと舞野ICを含む蔵田交差点―延岡JCT・ICの北方延岡道路(13・1キロ)が開通済みで、開通率は約34%。
五ケ瀬西ICを含め県境をまたぐ蘇陽IC―五ケ瀬東ICの蘇陽五ケ瀬道路(7・9キロ)と、五ケ瀬東IC―高千穂ICの五ケ瀬高千穂道路(9・2キロ)、高千穂IC―雲海橋交差点の高千穂雲海橋道路(3・3キロ)=IC名はいずれも仮称=の計20・4キロも事業化し、整備が進められている。
また、熊本側の山都通潤橋IC―清和IC(仮称)の矢部清和道路(10・3キロ)も現在整備中。一方、清和IC―蘇陽ICと平底交差点―蔵田交差点の約18キロ(総延長からの差し引きによる概算)は調査中区間の段階で、早期事業化が待ち望まれている。
通り初め後、取材に応じた河野知事は「開通率が5割近くになったことで、『これからさらに頑張るぞ』という励みになった。熊本、大分との3県知事で連携して、中九州横断道(大分市―熊本市、総延長120キロ)と九州中央道の東西軸が重要だとアピールしてきた成果が出てきた」と手応えを語った。
さらに、熊本地震の経験を通した防災面での必要性、半導体世界最大手TSMCの熊本立地に伴う経済効果など、さまざまな要素が高速道整備の追い風になっているとして、「ますますスピードアップして成果に結び付けていきたい」と力を込めた。
吉玉会頭は「熊本と延岡が近くなることで、経済交流や文化交流、観光などさまざまな面の活性化に結び付く。いろんな資源をより一層アピールしていきたい」と抱負。残る県内区間の開通に向けても、「西臼杵3町と連携し、国交省や財務省などへの要望をさらに強化していきたい」と意気込んだ。