本紙掲載日:2024-02-15
(2面)

能登地震−被災した仲間支援したい

寄せられたお金を送金するため郵便局を訪れた生徒会役員の皆さん

日本PTA全国協議会へ寄付−西階中生徒会とPTA

 能登半島地震で被災した子どもたちと、PTAの仲間を支援しようと、延岡市立西階中学校(川原寛幸校長、304人)の生徒会(柳田まひる会長)とPTA(染矢将広会長)はこのほど、全校生徒とその保護者に寄付を呼び掛け、日本PTA全国協議会へ送金した。

 地震発生を受け、各地で支援の輪が広がる中、「自分たちにも何かできないか」と模索していた生徒会。PTAから、同協議会が寄付を呼び掛けていることを聞き、参観日(2日)に合わせて一緒に取り組むことにした。

 当日は事務室前カウンターに募金箱を設置したほか、生徒会役員が募金箱を手に登校時間帯に直接呼び掛けたところ、この日だけで3万9669円が寄せられ、後日、同協議会へ送金するため、柳田会長(14)ら生徒会役員が同校近くの延岡西階郵便局を訪れた。

 柳田会長は「たくさんの生徒、保護者の皆さんが協力してくれて、うれしかったです。地震で私たちと同じ中学生もたくさん被災しているので、一日も早く今まで通り学校に行って勉強をしたり、友だちとおしゃべりしたりできるようになることを願っています」と話した。

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