みずみずしい感性歌に込めて

第２４回若山牧水青春短歌大賞表彰式

　第２４回若山牧水青春短歌大賞の表彰式が１７日、延岡市のエンシティホテル延岡であった。大賞（３人）と、優秀賞、審査員特別賞を受賞した２７人の入賞者のうち、県内外から訪れた１５人に賞状と記念品が贈られた。

　同賞は、延岡高等小学校入学の１１歳から旧制延岡中学校を卒業するまでの多感な時期を延岡で過ごした歌人・若山牧水を顕彰しようと、延岡市が２０００年に創設。

　今回は、国内外の６歳から１０２歳までの幅広い世代から２万４６６７首が寄せられ、佳作を含め１９３首が選ばれた。

　表彰式には、審査員、特別賞を授与した団体の関係者ら約７０人が出席。読谷山洋司市長は「『牧水』と名乗り、歌人としてスタートしたのはわが延岡。牧水が誕生した地に、たくさんの方々が牧水を慕って集まっていただいたことは誇り」と述べた。

　最終審査員を務めた歌人で俳人の坪内稔典さん、歌人で今年の若山牧水賞受賞者の永田紅さんによる審査講評では、出席者の作品を、受賞者との対話を交えながら背景や込められた思い、面白さを解説した。

　詳細は、本紙へ。