本紙掲載日:2024-02-19
(2面)

踏まれるほどに強く

足元を見つめながら、少しずつ麦を踏みしめる参加者
ドラム缶を転がして麦を踏む子どもたち

足元を見ながら―麦ふみ大会

◆4年ぶり家族連れら楽しく−JA延岡

 JA延岡(楠田富雄組合長)による「第12回麦ふみ大会」が10日、延岡市差木野町の麦畑であり、市内外から家族連れら200人以上が参加して心地よい汗を流した。

 農業体験を通じて地産地消や食育などへの理解を深めてもらうのが狙い。毎年この時期に行われていたが、コロナ禍で2020年以降は開催が見送られ、4年ぶりに復活した。テーマは「踏んで繋(つな)ごう日本農業伝承文化」。

 会場は、同市鹿小路町の牧野恭広さん(59)が、大麦を植えた麦畑19ヘクタールのうち0・5ヘクタールを提供した。

 開会式で楠田組合長はが「今年は、ぜひやろうという話になり、たくさんの皆さまのご協力・協賛で開催できた」とあいさつ。牧野さんが「農業は厳しい状況が続いているが、皆さんが来てくれたことが励みになる」と述べた。

 JAの担当職員が、麦の踏み方や、踏まれるほどに強く伸びる麦の特性を紹介。参加者は一列に並び、足元を見つめながら踏み忘れがないように少しずつ歩みを進めた。小さい子どもたちは、麦踏みの代わりにに用意されたドラム缶を転がして作業を楽しんだ。

 詳細は、本紙へ。

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