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感染者数、3週連続で減少−重症者2人増、入院患者数減
県の感染症週報第8週(2月19〜25日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比0・8倍の定点当たり8・05人と、3週連続で減少しました。4段階で色分けした注意喚起の区分は、前週に続き「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)となった一方、2月28日時点の重症者数は3人で前週から2人増加しました。入院患者数は133人(前週168人)とやや減少しています。 ◆延岡・西臼杵「オレンジ」継続−日向・東臼杵は「黄」に改善 県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり11・78人(前週同15・00人)で、3週続けて減少しましたが、前週と同じ「オレンジ圏域」(基準値=同10人以上)です。 日向・東臼杵も同9・17人(前週同11・17人)と3週連続で減少して、こちらはオレンジ圏域から黄圏域に改善しました。 小林・えびの・西諸県(定点当たり同12・25人)は増加してオレンジ圏域、西都・児湯(同8・83人)と都城・北諸県(同8・10人)、宮崎・東諸県(同5・50人)は黄圏域を継続しています。日南・串間(同4・80人)は減少が続き、注意喚起の区分が解消しました。 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼5歳未満が19%▼5〜9歳が15%▼10〜14歳と30代が各10%▼40代9%▼50代8%▼70代7%▼20代と60代が各6%▼15〜19歳と80代以上が各5%−−と、なおも10代以下が約半数を占めています。 定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり345人(前週413人)で、3週連続で減少しました。全国の感染状況(2月19〜25日)は定点当たり7・92人で前週(10・10人)を下回り、すべての都道府県とも減少しました。 ◇延岡市220人2週連続で減少−2月19〜25日の独自集計 延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(2月19〜25日)の合計は220人(前週376人)と2週連続で減少し、昨年11月下旬の6・7倍という状況です。 日別では、19日58人▽20日39人▽21日47人▽22日38人▽23日10人▽24日26人▽25日2人となっています。 県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は10・29人で、前週(同16・00人)に続きオレンジ圏域レベルとなっています。 ◇ピーク越えも「再び増加の可能性」 県内の新型コロナ感染者数は、今季最多を記録した第5週(1月29日〜2月4日)から3週連続で減少し、ひとまずピークは越えたとみられますが、延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は「再び増加する可能性もある」と指摘しています。 その根拠の一つが、感染者数の年代別割合です。週報第8週(2月19〜25日)によると、県内では5歳未満の割合が19%と最多で、5〜9歳が15%、10〜14歳が10%と続くなど、なおも20歳未満でほぼ半数を占めています。 定点医療機関の多くが小児科という側面もありますが、佐藤医師によると、総じて、新型コロナやインフルエンザは若い年齢の割合が大きいほど感染拡大の傾向が続くのだといいます。 また、延岡保健所管内を中心に依然として流行が続いているインフルエンザの干渉効果で、現状では新型コロナの感染が抑えられていることも考えられるのだそうです。 ◇「HK・3」国内でも増加−中国で流行の新変異株 感染状況の見通しが不透明なもう一つの要因として、中国を中心に流行しているオミクロン系統の新たな変異株「HK・3」の感染が、国内でも広がり始めたことが挙げられます。 世界的にはオミクロン株のBA・2・86(通称ピロラ)が変異した「JN・1」が圧倒的に流行し、日本も主流株の筆頭となっていますが、中国だけはHK・3系統(亜種を含む)がJN・1をしのいで長期間、流行しています。 そうした中、日本でもこの数週間でHK・3が徐々に広がり、現在はゲノム解析で2番目に多い変異株となっています。春節に伴い、中国内外の人の動きが活発化したことが背景にあるとみられています。 HK・3は昨年夏から秋の第8波や第9波を引き起こしたEG・5やXBB系統の子孫株で、東京大学医学部研究所の研究では、それらの変異種を上回る感染力と免疫回避性を示したといいます。 症状や重症化率、死亡率などの詳細は分かっていませんが、今後は先週末の3連休で人の動きが活発になった影響が現れる可能性があり、佐藤医師は「もうしばらく様子を見る必要があるだろう」と話しています。 ◇インフルエンザ、落ち着く気配なく 一方、インフルエンザは昨年末から年明けに大流行したA型が、B型へと置き換わってからもなかなか感染者数の減りきらない状況が続いています。 佐藤医師によると、ここ数年、大きな流行がなかったことで多くの人の免疫が減退しているためで、今シーズンの感染者数は過去10年で最大規模となりました。 県内で感染者数の年代別割合は、4〜9歳が44%、10〜14歳が31%、5歳未満が12%など、10代以下が9割以上を占めていて、なおも落ち着く気配はありません。 A型とB型はウイルスが異なるため、この冬はインフルエンザに2度感染した患者もいて、引き続き適切なマスクの着用や小まめな手洗い・うがいなど、基本的な感染対策が求められます。 ◇発熱など受診を迷う場合は電話を 発熱などの症状が出て医療機関の受診に迷う場合などは県新型コロナウイルス感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)か、県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)まで。
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感染者数、3週連続で減少−重症者2人増、入院患者数減
県の感染症週報第8週(2月19〜25日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比0・8倍の定点当たり8・05人と、3週連続で減少しました。4段階で色分けした注意喚起の区分は、前週に続き「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)となった一方、2月28日時点の重症者数は3人で前週から2人増加しました。入院患者数は133人(前週168人)とやや減少しています。
◆延岡・西臼杵「オレンジ」継続−日向・東臼杵は「黄」に改善
県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり11・78人(前週同15・00人)で、3週続けて減少しましたが、前週と同じ「オレンジ圏域」(基準値=同10人以上)です。
日向・東臼杵も同9・17人(前週同11・17人)と3週連続で減少して、こちらはオレンジ圏域から黄圏域に改善しました。
小林・えびの・西諸県(定点当たり同12・25人)は増加してオレンジ圏域、西都・児湯(同8・83人)と都城・北諸県(同8・10人)、宮崎・東諸県(同5・50人)は黄圏域を継続しています。日南・串間(同4・80人)は減少が続き、注意喚起の区分が解消しました。
県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼5歳未満が19%▼5〜9歳が15%▼10〜14歳と30代が各10%▼40代9%▼50代8%▼70代7%▼20代と60代が各6%▼15〜19歳と80代以上が各5%−−と、なおも10代以下が約半数を占めています。
定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり345人(前週413人)で、3週連続で減少しました。全国の感染状況(2月19〜25日)は定点当たり7・92人で前週(10・10人)を下回り、すべての都道府県とも減少しました。
◇延岡市220人2週連続で減少−2月19〜25日の独自集計
延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(2月19〜25日)の合計は220人(前週376人)と2週連続で減少し、昨年11月下旬の6・7倍という状況です。
日別では、19日58人▽20日39人▽21日47人▽22日38人▽23日10人▽24日26人▽25日2人となっています。
県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は10・29人で、前週(同16・00人)に続きオレンジ圏域レベルとなっています。
◇ピーク越えも「再び増加の可能性」
県内の新型コロナ感染者数は、今季最多を記録した第5週(1月29日〜2月4日)から3週連続で減少し、ひとまずピークは越えたとみられますが、延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は「再び増加する可能性もある」と指摘しています。
その根拠の一つが、感染者数の年代別割合です。週報第8週(2月19〜25日)によると、県内では5歳未満の割合が19%と最多で、5〜9歳が15%、10〜14歳が10%と続くなど、なおも20歳未満でほぼ半数を占めています。
定点医療機関の多くが小児科という側面もありますが、佐藤医師によると、総じて、新型コロナやインフルエンザは若い年齢の割合が大きいほど感染拡大の傾向が続くのだといいます。
また、延岡保健所管内を中心に依然として流行が続いているインフルエンザの干渉効果で、現状では新型コロナの感染が抑えられていることも考えられるのだそうです。
◇「HK・3」国内でも増加−中国で流行の新変異株
感染状況の見通しが不透明なもう一つの要因として、中国を中心に流行しているオミクロン系統の新たな変異株「HK・3」の感染が、国内でも広がり始めたことが挙げられます。
世界的にはオミクロン株のBA・2・86(通称ピロラ)が変異した「JN・1」が圧倒的に流行し、日本も主流株の筆頭となっていますが、中国だけはHK・3系統(亜種を含む)がJN・1をしのいで長期間、流行しています。
そうした中、日本でもこの数週間でHK・3が徐々に広がり、現在はゲノム解析で2番目に多い変異株となっています。春節に伴い、中国内外の人の動きが活発化したことが背景にあるとみられています。
HK・3は昨年夏から秋の第8波や第9波を引き起こしたEG・5やXBB系統の子孫株で、東京大学医学部研究所の研究では、それらの変異種を上回る感染力と免疫回避性を示したといいます。
症状や重症化率、死亡率などの詳細は分かっていませんが、今後は先週末の3連休で人の動きが活発になった影響が現れる可能性があり、佐藤医師は「もうしばらく様子を見る必要があるだろう」と話しています。
◇インフルエンザ、落ち着く気配なく
一方、インフルエンザは昨年末から年明けに大流行したA型が、B型へと置き換わってからもなかなか感染者数の減りきらない状況が続いています。
佐藤医師によると、ここ数年、大きな流行がなかったことで多くの人の免疫が減退しているためで、今シーズンの感染者数は過去10年で最大規模となりました。
県内で感染者数の年代別割合は、4〜9歳が44%、10〜14歳が31%、5歳未満が12%など、10代以下が9割以上を占めていて、なおも落ち着く気配はありません。
A型とB型はウイルスが異なるため、この冬はインフルエンザに2度感染した患者もいて、引き続き適切なマスクの着用や小まめな手洗い・うがいなど、基本的な感染対策が求められます。
◇発熱など受診を迷う場合は電話を
発熱などの症状が出て医療機関の受診に迷う場合などは県新型コロナウイルス感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)か、県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)まで。