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日向・細島の魚食文化など3件−文化庁
文化庁は5日、地域で育まれてきた食文化「100年フード」を発表した。今年度は「日向市細島の特徴的な魚食文化」、「菜豆腐」(椎葉村)、「栗おはぎ」(美郷町)の3件が県内から初めて認定された。 世代を超えて受け継がれてきた各地の食文化を100年フードと名付け、同庁と地域が連携しながら継承していこうと、2021年度にスタートした。 今年度は50件で、日向市細島の特徴的な魚食文化と菜豆腐は江戸時代から続く郷土料理の「伝統部門」で認定。栗おはぎは100年を超えて継承する「未来部門」で選ばれた。 太平洋に面した天然の良港・細島港がある細島地区は、漁師町と商人町の異なる文化が共存。ごはんとカツオの刺し身を交ぜてこね、丸く成形して炭火で焼いた漁師料理「こなます」は、船上でごはんが冷めてもおいしく食べられるように作り始めたとされる。 一方、商人町ではタラを干した棒鱈(ぼうだら)にヒントを得たとされる「干しフカ」など、交易で見聞きした文化を基に独自の食文化がつくられた。 菜豆腐は、祭りや冠婚葬祭など、人が集まる時に家庭で作られていた郷土料理。春先には菜の花の黄色い花やつぼみ、5月には紫色のフジの花を入れるほか、現在ではダイコン、ニンジンなど、さまざまな素材も入れられ、素朴な味わいと彩りの美しさが特徴。 栗おはぎは、美郷町周辺の家庭で秋のおやつとして食べられてきた。各家庭や地域で受け継がれ、今では町内の菓子店でも販売され、秋になると県外から買い求めに来る人も。同町は、食べる文化とともに産地を守り、宮崎美郷栗のブランド化を目指している。 認定を受けた各食文化は、ロゴマークを活用した情報発信や商品販売、ふるさと納税の返礼品でPRなど、「100年フード」を利用した地域活性化に向けた取り組みを進める。
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日向・細島の魚食文化など3件−文化庁
文化庁は5日、地域で育まれてきた食文化「100年フード」を発表した。今年度は「日向市細島の特徴的な魚食文化」、「菜豆腐」(椎葉村)、「栗おはぎ」(美郷町)の3件が県内から初めて認定された。
世代を超えて受け継がれてきた各地の食文化を100年フードと名付け、同庁と地域が連携しながら継承していこうと、2021年度にスタートした。
今年度は50件で、日向市細島の特徴的な魚食文化と菜豆腐は江戸時代から続く郷土料理の「伝統部門」で認定。栗おはぎは100年を超えて継承する「未来部門」で選ばれた。
太平洋に面した天然の良港・細島港がある細島地区は、漁師町と商人町の異なる文化が共存。ごはんとカツオの刺し身を交ぜてこね、丸く成形して炭火で焼いた漁師料理「こなます」は、船上でごはんが冷めてもおいしく食べられるように作り始めたとされる。
一方、商人町ではタラを干した棒鱈(ぼうだら)にヒントを得たとされる「干しフカ」など、交易で見聞きした文化を基に独自の食文化がつくられた。
菜豆腐は、祭りや冠婚葬祭など、人が集まる時に家庭で作られていた郷土料理。春先には菜の花の黄色い花やつぼみ、5月には紫色のフジの花を入れるほか、現在ではダイコン、ニンジンなど、さまざまな素材も入れられ、素朴な味わいと彩りの美しさが特徴。
栗おはぎは、美郷町周辺の家庭で秋のおやつとして食べられてきた。各家庭や地域で受け継がれ、今では町内の菓子店でも販売され、秋になると県外から買い求めに来る人も。同町は、食べる文化とともに産地を守り、宮崎美郷栗のブランド化を目指している。
認定を受けた各食文化は、ロゴマークを活用した情報発信や商品販売、ふるさと納税の返礼品でPRなど、「100年フード」を利用した地域活性化に向けた取り組みを進める。