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感染者数、4週連続で減−重症者数も入院患者数は半減
県の感染症週報第9週(2月26日〜3月3日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比0・8倍の定点当たり6・26人と、4週連続で減少しました。4段階で色分けした感染状況は、前週に続き「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)で、6日時点の重症者数は2人で前週から1人減少。入院患者数も62人(前週133人人)と半減しました。 ◆延岡・西臼杵「黄圏域」に−日向・東臼杵は継続 県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり7・44人(前週同11・78人)で、4週続けて減少し、前週の「オレンジ圏域」(基準値=同10人以上)から「黄圏域」(同5人以上)に改善しました。日向・東臼杵も定点当たり8・67人(前週同9・17人)と4週連続で減少して、前週に続き黄圏域となっています。 西都・児湯(定点当たり8・00人)、小林・えびの・西諸県(同5・25人)、宮崎・東諸県(同5・00人)は減少、日南・串間(同7・40人)は増加しましたが、いずれも黄圏域となりました。都城北諸県(同4・80人)は減少が続き、注意喚起の区分が解消しました。 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼5歳未満と5〜9歳が各15%▼30代と40代が各11%▼10〜14歳が10%▼50代9%▼20代8%▼60代と70代が各6%▼80代以上が5%▼15〜19歳が4%と、なおも10代以下が半数近くを占めています。 定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり268人(前週345人)で、4週連続減少しました。全国の感染状況(2月26日〜3月3日)は定点当たり6・99人で前週(同7・92人)を下回りましたが、宮城県(同13・16人)、新潟県(同12・93人)、山形県(同12・33人)など東北を中心に増加しました。 ◇延岡市122人3週連続で減少−2月26日〜今月3日の独自集計 延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(2月26日〜3月3日)の合計は122人(前週220人)と3週連続で減少し、昨年11月下旬の3・7倍という状況です。 日別では、2月26日38人▽27日28人▽28日16人▽29日16人▽3月1日日8人▽2日10人▽3日6人となっています。 県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は6・43人で、前週(同10・29人)のオレンジ圏域レベルから黄圏域レベルとなりました。 ◇県北「減少傾向」も−一定規模で感染状況続く可能性 延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は、県北の感染者数が「減少傾向にあるとみていい」として、落ち着きつつあるという見方を示しました。 それでもまだ、延岡市内で1週間当たりの感染者数が100人を超え、入院・重症者も減りきらず、まだしばらくは一定規模の感染状況が続きそうだといいます。 佐藤医師によると、感染しても無症状や軽症の人が増えている一方、排出するウイルス量は変わらず多いため感染力は強く、ワクチンを接種していない人を中心に、肺炎症状が多く見られるのだそうです。 大分市や札幌市などが下水を調べて地域の感染流行を把握している「下水サーベイランス」では、感染者数の程度よりも高い濃度のウイルスが検出されていることからも、佐藤医師は「自覚症状がなかったり、病院を受診しなかったりなど、数字には表れない潜在的な感染者は多くいる」と指摘しています。 ◇4月から通常の診療体制に−ワクチン接種、自己負担なしは今月まで 新型コロナの診療体制が4月から通常医療へと完全移行するのに伴い、自己負担なしの公的ワクチン接種も今月いっぱいで終了するため、県や市町村は希望者に対し早めの予約を勧めています。 対象は生後6カ月以上で、使用ワクチンはファイザー社、モデルナ社に加え、12歳以上であれば国産の第一三共社製ワクチンも選択できます。いずれもオミクロン株のXBB・1・5に対応した1価ワクチンで、一定の感染予防効果と高い重症化予防効果が期待されています。 医療機関や保健所などによると、「3回以上接種しているので、これ以上接種しなくても大丈夫」などという声が多く聞かれるそうですが、佐藤医師は「抗体価は時間経過とともに低下する」と指摘しています。 過去数年間、落ち着いていたインフルエンザが大流行したのも、同様の要因があるとされています。これに対し、佐藤医師は「ワクチンを接種するほどウイルスに対抗する記憶が強化される」と、効果を語っています。 また、年齢を問わず、新型コロナへ感染したことにより、さまざまな体調不良が続く後遺症患者は増加傾向にあり、ワクチンにはその予防効果も期待されるということです。 県によると、4月以降の接種費用は、定期接種の対象者となる65歳以上の人や基礎疾患がある60〜64歳の人は7千円程度となります。それ以外の人の自己負担はさらに大きくなる見通しです。 感染した場合は治療薬もさらに高額となるため、市町村は「まだ接種券がある方はぜひ、今月中の接種をご検討ください。接種券を紛失した場合は再交付できますので、市役所や町村役場の窓口にご相談ください」と呼び掛けています。 ◇感染者・死亡者数を9割以上抑制−京大チーム、ワクチン効果など分析 京都大学の研究チームがこのほど、科学誌に報告した研究によると、ワクチン接種により国内の感染者数と死者数が9割以上抑えられた可能性が明らかになったといいます。 研究は2021年2月17〜11月30日を対象期間として、ワクチン接種者の増加ペースや、当時主流だったデルタ株の感染力、別の研究で示されたワクチンの効果、人の移動の活発さといったデータを分析し、感染者数や死者数がどう変化するのかを推計しました。 この期間の国内感染者数は約470万人、死者数は約1万人でしたが、もしもワクチンがなければ感染者は約6330万人、死者数は約36万人に達した恐れがあるということです。 また、ワクチン接種のペースが実際よりも2週間早ければ感染者、死者とも半分程度に抑えられ、逆に2週間遅かったら感染者は2倍以上、死者数は約1・5倍になっていたという結果も示されました。 この結果、ワクチン接種によって感染者数を92・6%、死者数を97・2%減らすことができたことが推計されたといいます。接種により感染が防がれたことで、その人が感染させる人が減る効果が特に大きかった。 ◇受診を迷う場合は電話を 発熱などの症状が出て医療機関の受診に迷う場合などは県新型コロナウイルス感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)か、県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)まで。なお、県の相談窓口も今月いっぱいで終了します。
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感染者数、4週連続で減−重症者数も入院患者数は半減
県の感染症週報第9週(2月26日〜3月3日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比0・8倍の定点当たり6・26人と、4週連続で減少しました。4段階で色分けした感染状況は、前週に続き「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)で、6日時点の重症者数は2人で前週から1人減少。入院患者数も62人(前週133人人)と半減しました。
◆延岡・西臼杵「黄圏域」に−日向・東臼杵は継続
県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり7・44人(前週同11・78人)で、4週続けて減少し、前週の「オレンジ圏域」(基準値=同10人以上)から「黄圏域」(同5人以上)に改善しました。日向・東臼杵も定点当たり8・67人(前週同9・17人)と4週連続で減少して、前週に続き黄圏域となっています。
西都・児湯(定点当たり8・00人)、小林・えびの・西諸県(同5・25人)、宮崎・東諸県(同5・00人)は減少、日南・串間(同7・40人)は増加しましたが、いずれも黄圏域となりました。都城北諸県(同4・80人)は減少が続き、注意喚起の区分が解消しました。
県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼5歳未満と5〜9歳が各15%▼30代と40代が各11%▼10〜14歳が10%▼50代9%▼20代8%▼60代と70代が各6%▼80代以上が5%▼15〜19歳が4%と、なおも10代以下が半数近くを占めています。
定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり268人(前週345人)で、4週連続減少しました。全国の感染状況(2月26日〜3月3日)は定点当たり6・99人で前週(同7・92人)を下回りましたが、宮城県(同13・16人)、新潟県(同12・93人)、山形県(同12・33人)など東北を中心に増加しました。
◇延岡市122人3週連続で減少−2月26日〜今月3日の独自集計
延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(2月26日〜3月3日)の合計は122人(前週220人)と3週連続で減少し、昨年11月下旬の3・7倍という状況です。
日別では、2月26日38人▽27日28人▽28日16人▽29日16人▽3月1日日8人▽2日10人▽3日6人となっています。
県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は6・43人で、前週(同10・29人)のオレンジ圏域レベルから黄圏域レベルとなりました。
◇県北「減少傾向」も−一定規模で感染状況続く可能性
延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は、県北の感染者数が「減少傾向にあるとみていい」として、落ち着きつつあるという見方を示しました。
それでもまだ、延岡市内で1週間当たりの感染者数が100人を超え、入院・重症者も減りきらず、まだしばらくは一定規模の感染状況が続きそうだといいます。
佐藤医師によると、感染しても無症状や軽症の人が増えている一方、排出するウイルス量は変わらず多いため感染力は強く、ワクチンを接種していない人を中心に、肺炎症状が多く見られるのだそうです。
大分市や札幌市などが下水を調べて地域の感染流行を把握している「下水サーベイランス」では、感染者数の程度よりも高い濃度のウイルスが検出されていることからも、佐藤医師は「自覚症状がなかったり、病院を受診しなかったりなど、数字には表れない潜在的な感染者は多くいる」と指摘しています。
◇4月から通常の診療体制に−ワクチン接種、自己負担なしは今月まで
新型コロナの診療体制が4月から通常医療へと完全移行するのに伴い、自己負担なしの公的ワクチン接種も今月いっぱいで終了するため、県や市町村は希望者に対し早めの予約を勧めています。
対象は生後6カ月以上で、使用ワクチンはファイザー社、モデルナ社に加え、12歳以上であれば国産の第一三共社製ワクチンも選択できます。いずれもオミクロン株のXBB・1・5に対応した1価ワクチンで、一定の感染予防効果と高い重症化予防効果が期待されています。
医療機関や保健所などによると、「3回以上接種しているので、これ以上接種しなくても大丈夫」などという声が多く聞かれるそうですが、佐藤医師は「抗体価は時間経過とともに低下する」と指摘しています。
過去数年間、落ち着いていたインフルエンザが大流行したのも、同様の要因があるとされています。これに対し、佐藤医師は「ワクチンを接種するほどウイルスに対抗する記憶が強化される」と、効果を語っています。
また、年齢を問わず、新型コロナへ感染したことにより、さまざまな体調不良が続く後遺症患者は増加傾向にあり、ワクチンにはその予防効果も期待されるということです。
県によると、4月以降の接種費用は、定期接種の対象者となる65歳以上の人や基礎疾患がある60〜64歳の人は7千円程度となります。それ以外の人の自己負担はさらに大きくなる見通しです。
感染した場合は治療薬もさらに高額となるため、市町村は「まだ接種券がある方はぜひ、今月中の接種をご検討ください。接種券を紛失した場合は再交付できますので、市役所や町村役場の窓口にご相談ください」と呼び掛けています。
◇感染者・死亡者数を9割以上抑制−京大チーム、ワクチン効果など分析
京都大学の研究チームがこのほど、科学誌に報告した研究によると、ワクチン接種により国内の感染者数と死者数が9割以上抑えられた可能性が明らかになったといいます。
研究は2021年2月17〜11月30日を対象期間として、ワクチン接種者の増加ペースや、当時主流だったデルタ株の感染力、別の研究で示されたワクチンの効果、人の移動の活発さといったデータを分析し、感染者数や死者数がどう変化するのかを推計しました。
この期間の国内感染者数は約470万人、死者数は約1万人でしたが、もしもワクチンがなければ感染者は約6330万人、死者数は約36万人に達した恐れがあるということです。
また、ワクチン接種のペースが実際よりも2週間早ければ感染者、死者とも半分程度に抑えられ、逆に2週間遅かったら感染者は2倍以上、死者数は約1・5倍になっていたという結果も示されました。
この結果、ワクチン接種によって感染者数を92・6%、死者数を97・2%減らすことができたことが推計されたといいます。接種により感染が防がれたことで、その人が感染させる人が減る効果が特に大きかった。
◇受診を迷う場合は電話を
発熱などの症状が出て医療機関の受診に迷う場合などは県新型コロナウイルス感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)か、県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)まで。なお、県の相談窓口も今月いっぱいで終了します。