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非核宣言自治体協・親子記者事業に参加
非核宣言をしている全国356自治体が加盟する日本非核宣言自治体協議会(事務局・長崎市)の親子記者事業に参加した日向市江良町の塩月羚太さん(12)=日知屋小学校6年=と弟の埜仁さん(8)=同2年=、母の孝代さん(49)が、昨年11月に長崎市を訪れて学んだことをまとめた「おやこ記者新聞」を作成した。 向市の塩月孝代・羚太・埜仁さん= 親子記者事業は、取材や記事作成を通して戦争の被害や平和の尊さを伝えてもらおうと毎年行っている。対象は加盟自治体に住む小学生と保護者。2023年度は127組の応募があり、全国から親子9組18人が当選、参加した。 現地訪問は当初、昨年8月8〜11日の4日間で平和の灯事業の見学や平和祈念式典へ参列などが予定されていたが、台風接近の影響で取りやめとなり、同11月4日の一日限定で実施。「被爆から78年長崎発信『平和への誓い』〜未来へつなぐ平和へのバトン〜」をテーマに被爆者に話を聞いたり、平和関連の施設や遺構を巡ったりした。 被爆者から貴重な話を聞いた羚太さんは、当時の出来事や「赤い背中の少年」のエピソードを振り返り、「今も世界で戦争が起こっているけど、なくなってほしい。戦争は絶対に駄目だと思った」。 また、事前課題で地域の戦争について調べた際、祖母の体験談を聞いて驚きの連続だったといい、「川や畑にガラスや金属の破片が落ちていたという話をしてくれた。今はすぐに水道が飲めるし、食べ物がある。この状況が普通だったわけじゃない。いつもの暮らしに感謝したい」と話した。 図書室の本を借りるなどして独自で戦争について調べ、現地で一緒に遺構を回った埜仁さんは、「戦争は二度と起こさないように、大人に教えてもらって、僕たちがみんなに伝えていかないと。(学んだことを)学校の友達にも教えたい」。 孝代さんは「被爆者の方の高齢化に伴って、本当の被害を伝えられなくなっているが、若い世代に駄目なんだよ、こんなつらいんだよと伝えてほしい。生の声を聞く機会がなくなってしまう前に、『見る』という体験をして、戦争について思える人が増えていってほしい」と話した。 塩月さん親子が作成した記事は、全国の親子記者が作成したものと一緒に「ナガサキ・ピース・タイムズ」という新聞として発行。同協議会のホームページで公開されており、閲覧できる。
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非核宣言自治体協・親子記者事業に参加
非核宣言をしている全国356自治体が加盟する日本非核宣言自治体協議会(事務局・長崎市)の親子記者事業に参加した日向市江良町の塩月羚太さん(12)=日知屋小学校6年=と弟の埜仁さん(8)=同2年=、母の孝代さん(49)が、昨年11月に長崎市を訪れて学んだことをまとめた「おやこ記者新聞」を作成した。
向市の塩月孝代・羚太・埜仁さん=
親子記者事業は、取材や記事作成を通して戦争の被害や平和の尊さを伝えてもらおうと毎年行っている。対象は加盟自治体に住む小学生と保護者。2023年度は127組の応募があり、全国から親子9組18人が当選、参加した。
現地訪問は当初、昨年8月8〜11日の4日間で平和の灯事業の見学や平和祈念式典へ参列などが予定されていたが、台風接近の影響で取りやめとなり、同11月4日の一日限定で実施。「被爆から78年長崎発信『平和への誓い』〜未来へつなぐ平和へのバトン〜」をテーマに被爆者に話を聞いたり、平和関連の施設や遺構を巡ったりした。
被爆者から貴重な話を聞いた羚太さんは、当時の出来事や「赤い背中の少年」のエピソードを振り返り、「今も世界で戦争が起こっているけど、なくなってほしい。戦争は絶対に駄目だと思った」。
また、事前課題で地域の戦争について調べた際、祖母の体験談を聞いて驚きの連続だったといい、「川や畑にガラスや金属の破片が落ちていたという話をしてくれた。今はすぐに水道が飲めるし、食べ物がある。この状況が普通だったわけじゃない。いつもの暮らしに感謝したい」と話した。
図書室の本を借りるなどして独自で戦争について調べ、現地で一緒に遺構を回った埜仁さんは、「戦争は二度と起こさないように、大人に教えてもらって、僕たちがみんなに伝えていかないと。(学んだことを)学校の友達にも教えたい」。
孝代さんは「被爆者の方の高齢化に伴って、本当の被害を伝えられなくなっているが、若い世代に駄目なんだよ、こんなつらいんだよと伝えてほしい。生の声を聞く機会がなくなってしまう前に、『見る』という体験をして、戦争について思える人が増えていってほしい」と話した。
塩月さん親子が作成した記事は、全国の親子記者が作成したものと一緒に「ナガサキ・ピース・タイムズ」という新聞として発行。同協議会のホームページで公開されており、閲覧できる。