本紙掲載日:2024-03-19
(3面)

90回目の牧水歌碑祭

牧水歌碑に献酒する飯干喬啓会長
第24回若山牧水青春短歌大賞の受賞作を披露した鈴木寧さん(左)と渡部陽春さん

青春短歌大賞の受賞作披露−歌碑前で鈴木さんと渡部さん

 若山牧水延岡顕彰会(飯干喬啓会長)は17日、「第90回牧水歌碑祭」を延岡市の城山公園内牧水歌碑前広場で行った。あいにくの雨模様だったが会員ら約50人が出席。献酒や短歌の朗詠などを行い、郷土の歌人・若山牧水をしのんだ。

 歌碑は、牧水の7回忌に合わせて建立が企画され、1935(昭和10)年3月21日に全国で3番目の牧水歌碑として建立、除幕式が行われた。

 正午の鐘の音を合図に、同顕彰会の塩月眞(ただし)さんが碑文の「なつかしき城山の鐘鳴りいでぬをさなかりし日聞きしごとくに」を朗詠。読谷山洋司市長と飯干会長が歌碑に牧水の愛した酒を注いだ。

 また、牧水を慕い、牧水歌碑に寄り添うように立つ谷自路と越智渓水の歌碑には、それぞれ谷自路の子孫井上剛さんが供菓、同顕彰会の山本行一副会長が献酒をした。

 また、今回初めての取り組みとして、若山牧水青春短歌大賞の受賞者をたたえる時間が設けられ、優秀賞の鈴木寧(ねい)さん(旭小4年)と審査員特別賞の渡部陽春(はる)さん(黒岩小3年)が、受賞作の披露と作成のエピソード、受賞した感想を述べた。

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