本紙掲載日:2024-03-26
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濱弘さん(延岡)に盲導犬

盲導犬のロットを受け取った濱さん(左から2番目)=22日、県防災庁舎

新パートナー「ロット」−県が給付

 延岡市在住の濱弘さん(71)への身体障害者補助犬(盲導犬)給付式が22日、県庁であった。濱さんは「スポーツや文化など積極的に社会参加していきたい」と話した。

 新しくパートナーになったのは、ラブラドール×ゴールデンのロット(3歳、雄)。大阪府の日本ライトハウス盲導犬訓練所で訓練を受けた後、濱さんと3週間の歩行訓練を終えた。

 県内各地のマラソン大会に挑戦している濱さんは「ロットとの散歩をトレーニングに毎日頑張っていきたい」と喜ぶ。給付決定通知書を手渡した川北正文県福祉保健部長は「盲導犬の大切さについて知っていただくことは大切。社会参加を通して、県民の皆さまにロットが活躍する姿を見せてもらいたい」と話した。

 県は、1988年度から重度障害者(視覚、聴覚、肢体不自由)の自立と社会参加の促進を目的に、補助犬給付事業を開始。今回を含めこれまで37頭が視覚障害者を支え、現在は10頭が活躍している。

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