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感染者数、2週ぶりに増加−重症者ゼロ入院患者は増
感染症週報第12週(18〜24日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比1・1倍の定点当たり6・24人と、2週間ぶりに増加しました。4段階で色分けした感染状況は、前週に続き「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)で、27日時点の重症者数は0人(前週比2人減)ですが、入院患者数は前週から44人増えて135人となっています。 ◆延岡・西臼杵、日向・東臼杵「黄」継続 県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり6・11人(前週同5・56人)で2週間ぶり、日向・東臼杵は同8・83人(前週同6・33人)で7週間ぶりに増加し、いずれも前週に続き黄圏域となりました。 小林・えびの・西諸県(定点当たり4・50人)は感染者数が減少して、注意喚起の区分が解消。日南・串間(同5・00人)、西都・児湯(同5・17人)、宮崎・東諸県(同5・78人)、都城・北諸県(同7・60人)は黄圏域となっています。 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼10〜14歳が19%▼5歳未満と5〜9歳が12%▼50、60代が各9%▼30、40代と70代が各8%▼15〜19歳が7%▼20代5%▼80代以上が3%▼で、10代以下が半数を占めました。 定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり267人(前週243人)で、2週間ぶりに増加しました。全国の感染状況(18〜24日)は定点当たり5・21人と、7週間連続で前週(同6・15人)を下回りました。 ◇延岡市160人、2週間ぶり増加−18〜24日の独自集計 延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(18〜24日)の合計は160人で2週間ぶりに前週(111人)を上回り、昨年11月下旬の4・8倍という状況です。 日別では、18日29人▽19日19人▽20日15人▽21日35人▽22日26人▽23日31人▽24日5人となっています。 県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は7・14人(前週同4・43人)と6週間ぶりに増加し、解消していた注意喚起の区分が再び黄圏域レベルとなりました。 ◇来月から通常医療体制へ県、感染状況など発表終了「感染リスクなくならない」 新型コロナの取り扱いが4月1日から通常医療体制へと完全移行するのに伴い、県はこれまで実施していた重症者数や入院患者数、県内全体と医療圏域ごとの感染状況などの発表を終了します。 これに伴い、日常的に感染状況を把握できる情報としては主に、ほかの感染症(主に2類)と同じく、県衛生環境研究所や厚生労働省が発表する「感染症週報」のみとなりますが、新型コロナには注意報レベルや警報レベルの発令基準はなく、情報量は大幅に減ることになります。 ただ、多くの専門家は「新型コロナが今後も流行を繰り返し、感染のリスクがなくなるわけではない」との考えを共有しています。 東京都が2月に実施した都民への意識調査(20〜70代対象のインターネットアンケート=1万531人に実施)でも、新型コロナが「収束した」と回答した人の割合が10・4%だったのに対し、「収束していない」と答えた人は43・5%に上りました。 収束していないと回答した人に理由(複数回答)を尋ねたところ、「(抗生剤など)通常の薬で治せないから」が50・3%と最多で、「自分の周りで感染している人がいるから」が39・7%、「世界では感染者数が増加傾向にあるから」が32・0%などと続きました。 また、「感染の再拡大に不安がある」と答えた人が68・7%いて、マスクの着用についても程度は異なりますが「気を付けている」という回答が計72・1%を占めたといいます。 ◇延岡市医師会、感染者の独自集計を継続 では、これから市民は新型コロナの感染状況をどのように把握していけばよいのでしょうか。 延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は、県北の人にとっては延岡市医師会が公表している感染者数の集計が、「かなり分かりやすい目安になる」と推奨しています。 市医師会は、県が一部の医療機関から週1回報告を受けて保健所管轄ごとに発表している感染週報とは別に、独自で市内多くの協力医療機関から毎日、陽性者数を集計して市民にも常時公開しています。 県の週報が1週間前のデータを反映しているのに対し、市医師会の集計は最新の数値が分かる、全国に先駆けた仕組みで、医療関係者など専門家からも高く評価されています。 延岡市内のみの数値にはなりますが、佐藤医師は「新型コロナの流行はこれまでと同じようなパターンを繰り返すと見込まれるので、ぜひ医師会の集計を参考にして、状況に応じた対策を続けてほしい」と呼び掛けています。 ◇「定点当たり10人以上」で注意喚起−延岡市、感染予防対策なども発信 延岡市は、市医師会の集計を基に独自の週報を発表していましたが、こちらも県と同様に今週で終了となります。今後は新型コロナを含む感染症全体の感染状況や予防対策などの情報を月1回程度、市のホームページや公式SNS(インターネット交流サイト)などで配信していくということです。 ただし、県の感染症週報で定点医療機関当たりの新型コロナ患者報告数が「10」に達した場合は、注意喚起の情報を発信していくことにしています。 その場合は、県が従来用いてきた基準(色分け)で注意喚起のレベルを設け、定点当たり「10人以上=オレンジ」「20人以上=赤」「50人以上=紫」といった区分で呼び掛けの強弱を変えていくということです。 一方、ワクチン接種は4月から完全な自己負担となりますが、秋からは65歳以上と重症化リスクの高い60〜64歳の人を対象とした一部公費負担の定期接種を実施予定で、延岡市の場合、2024年度の接種費用は2000円程度を見込んでいるといいます。 ◇県の相談窓口も今月末で終了 県が設置している新型コロナ相談窓口も今月末で終了するため、延岡市は4月以降の相談機関を案内しています。問い合わせ先は次の通りです。 ▽なんでも総合相談センター(箟箍20・7105、年中無休の午前9時〜午後4時)▽県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)▽子ども救急医療相談(♯8000、15歳未満が対象、午後7時〜翌朝8時)▽厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター(筍娃隠横亜Γ沓娃亜Γ僑横粥■慣遑影から年中無休で午前9時〜午後9時)。 【おことわり】県による新型コロナ感染状況の発表終了に伴い、「新型コロナ週刊トピック」も現在の形での掲載を今回で終了します。今後は注意すべき感染状況になった場合や新たな情報が入り次第、お知らせします。 なお、4月から県内の感染状況は毎週土曜掲載の「感染症情報」に新型コロナの項目(定点医療機関当たりの報告数)を設けるほか、3面下段には今後も延岡市医師会集計の感染者数を掲載していきます。
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感染者数、2週ぶりに増加−重症者ゼロ入院患者は増
感染症週報第12週(18〜24日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比1・1倍の定点当たり6・24人と、2週間ぶりに増加しました。4段階で色分けした感染状況は、前週に続き「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)で、27日時点の重症者数は0人(前週比2人減)ですが、入院患者数は前週から44人増えて135人となっています。
◆延岡・西臼杵、日向・東臼杵「黄」継続
県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり6・11人(前週同5・56人)で2週間ぶり、日向・東臼杵は同8・83人(前週同6・33人)で7週間ぶりに増加し、いずれも前週に続き黄圏域となりました。
小林・えびの・西諸県(定点当たり4・50人)は感染者数が減少して、注意喚起の区分が解消。日南・串間(同5・00人)、西都・児湯(同5・17人)、宮崎・東諸県(同5・78人)、都城・北諸県(同7・60人)は黄圏域となっています。
県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼10〜14歳が19%▼5歳未満と5〜9歳が12%▼50、60代が各9%▼30、40代と70代が各8%▼15〜19歳が7%▼20代5%▼80代以上が3%▼で、10代以下が半数を占めました。
定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり267人(前週243人)で、2週間ぶりに増加しました。全国の感染状況(18〜24日)は定点当たり5・21人と、7週間連続で前週(同6・15人)を下回りました。
◇延岡市160人、2週間ぶり増加−18〜24日の独自集計
延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(18〜24日)の合計は160人で2週間ぶりに前週(111人)を上回り、昨年11月下旬の4・8倍という状況です。
日別では、18日29人▽19日19人▽20日15人▽21日35人▽22日26人▽23日31人▽24日5人となっています。
県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は7・14人(前週同4・43人)と6週間ぶりに増加し、解消していた注意喚起の区分が再び黄圏域レベルとなりました。
◇来月から通常医療体制へ県、感染状況など発表終了「感染リスクなくならない」
新型コロナの取り扱いが4月1日から通常医療体制へと完全移行するのに伴い、県はこれまで実施していた重症者数や入院患者数、県内全体と医療圏域ごとの感染状況などの発表を終了します。
これに伴い、日常的に感染状況を把握できる情報としては主に、ほかの感染症(主に2類)と同じく、県衛生環境研究所や厚生労働省が発表する「感染症週報」のみとなりますが、新型コロナには注意報レベルや警報レベルの発令基準はなく、情報量は大幅に減ることになります。
ただ、多くの専門家は「新型コロナが今後も流行を繰り返し、感染のリスクがなくなるわけではない」との考えを共有しています。
東京都が2月に実施した都民への意識調査(20〜70代対象のインターネットアンケート=1万531人に実施)でも、新型コロナが「収束した」と回答した人の割合が10・4%だったのに対し、「収束していない」と答えた人は43・5%に上りました。
収束していないと回答した人に理由(複数回答)を尋ねたところ、「(抗生剤など)通常の薬で治せないから」が50・3%と最多で、「自分の周りで感染している人がいるから」が39・7%、「世界では感染者数が増加傾向にあるから」が32・0%などと続きました。
また、「感染の再拡大に不安がある」と答えた人が68・7%いて、マスクの着用についても程度は異なりますが「気を付けている」という回答が計72・1%を占めたといいます。
◇延岡市医師会、感染者の独自集計を継続
では、これから市民は新型コロナの感染状況をどのように把握していけばよいのでしょうか。
延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は、県北の人にとっては延岡市医師会が公表している感染者数の集計が、「かなり分かりやすい目安になる」と推奨しています。
市医師会は、県が一部の医療機関から週1回報告を受けて保健所管轄ごとに発表している感染週報とは別に、独自で市内多くの協力医療機関から毎日、陽性者数を集計して市民にも常時公開しています。
県の週報が1週間前のデータを反映しているのに対し、市医師会の集計は最新の数値が分かる、全国に先駆けた仕組みで、医療関係者など専門家からも高く評価されています。
延岡市内のみの数値にはなりますが、佐藤医師は「新型コロナの流行はこれまでと同じようなパターンを繰り返すと見込まれるので、ぜひ医師会の集計を参考にして、状況に応じた対策を続けてほしい」と呼び掛けています。
◇「定点当たり10人以上」で注意喚起−延岡市、感染予防対策なども発信
延岡市は、市医師会の集計を基に独自の週報を発表していましたが、こちらも県と同様に今週で終了となります。今後は新型コロナを含む感染症全体の感染状況や予防対策などの情報を月1回程度、市のホームページや公式SNS(インターネット交流サイト)などで配信していくということです。
ただし、県の感染症週報で定点医療機関当たりの新型コロナ患者報告数が「10」に達した場合は、注意喚起の情報を発信していくことにしています。
その場合は、県が従来用いてきた基準(色分け)で注意喚起のレベルを設け、定点当たり「10人以上=オレンジ」「20人以上=赤」「50人以上=紫」といった区分で呼び掛けの強弱を変えていくということです。
一方、ワクチン接種は4月から完全な自己負担となりますが、秋からは65歳以上と重症化リスクの高い60〜64歳の人を対象とした一部公費負担の定期接種を実施予定で、延岡市の場合、2024年度の接種費用は2000円程度を見込んでいるといいます。
◇県の相談窓口も今月末で終了
県が設置している新型コロナ相談窓口も今月末で終了するため、延岡市は4月以降の相談機関を案内しています。問い合わせ先は次の通りです。
▽なんでも総合相談センター(箟箍20・7105、年中無休の午前9時〜午後4時)▽県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)▽子ども救急医療相談(♯8000、15歳未満が対象、午後7時〜翌朝8時)▽厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター(筍娃隠横亜Γ沓娃亜Γ僑横粥■慣遑影から年中無休で午前9時〜午後9時)。
【おことわり】県による新型コロナ感染状況の発表終了に伴い、「新型コロナ週刊トピック」も現在の形での掲載を今回で終了します。今後は注意すべき感染状況になった場合や新たな情報が入り次第、お知らせします。
なお、4月から県内の感染状況は毎週土曜掲載の「感染症情報」に新型コロナの項目(定点医療機関当たりの報告数)を設けるほか、3面下段には今後も延岡市医師会集計の感染者数を掲載していきます。