本紙掲載日:2024-04-10
(7面)

色彩富んだお大師さん−児童絵画展−入賞者決まる

「面白いね」「良い表情だね」と1点ずつじっくり審査する審査員たち

22日まで山下新天街に展示

 19〜21日に開催される延岡今山大師祭を前に8日、延岡市の岡富コミュニティセンターで、弘法大師(お大師さん)を題材にした「児童絵画展」の審査会が開かれ、各賞の入賞者が決まった。主催する山下新天街商店街振興組合(興梠貴士理事長)は22日まで、寄せられた97点すべてを同市山下町の山下新天街アーケードに展示する。

 児童絵画展は伝統の同大師祭の協賛行事で、今年は延岡望幼稚園、山下保育所、たちばな保育園、杉の子認定こども園の4園から97点が寄せられた。
審査会では興梠理事長、今山大師の野中玄雄住職、健雄副住職ら6人が審査員となり、「今山大師賞」「山下新天街賞」「夕刊デイリー新聞社賞」の各賞を10点ずつ選んだ。

 玄雄住職は「今年は例年になく色彩に富んだ作品が多く、一人一人の個性が伝わってきた。また、手を合わせたお大師さんを描いている作品もあり、子どもたちの心の中にある祈りを感じられて、うれしかった」と講評。「お大師さんの温かい心が子どもたちに伝わり、さらに被災地の復興や世界の平和につながることを願っている」と話した。

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