県産完熟マンゴー「太陽のタマゴ」解禁

県内各地で一斉競り初め−延岡地方卸売市場

　宮崎のブランド果実で、県産完熟マンゴーの最高級品「太陽のタマゴ」は、きょうが解禁日。延岡綜合地方卸売市場には、ＪＡ宮崎中央産１８箱が届けられた。


　特設の競り台に鮮紅色のマンゴーがサイズ２Ｌ（３個入り）、３Ｌ（２個入り）、４Ｌ（同）各６箱ずつ並び、競り人の山田一利さんの掛け声でスタート。買い受け人は「鮮やかな色のものよりも、赤黒くなってきているものの方が熟していておいしい」といい、前もって目を付けていたマンゴーに次々と高値を付けていった。

　「太陽のタマゴ」は、糖度１５度以上、重さ３５０グラム以上で、外観の２分の１以上が鮮紅色という厳しい基準をクリアした高品質なもの。県産完熟マンゴーの中でも約１５％程度と希少で、最上級のＡＡ品ともなると、その割合は全体の５％ほどになるという。出荷のピークはゴールデンウイーク明けから、梅雨前の６月初めごろまでとみられている。

　詳細は、本紙へ。