本紙掲載日:2024-04-16
(2面)

ゴム動力カー、工夫して製作

親子で楽しくワークショップ-延岡

 試行錯誤する力や課題を解決する力を育む「STEAM(スティーム)教育」の視点を取り入れたワークショップが13日、延岡市長浜町のヘルストピア延岡であり、市内の小学生が保護者と一緒に、輪ゴムのエネルギーで走る手のひらサイズの「ゴム動力カー」作りに挑戦した。主催は、延岡こども未来創造機構。

 STEAMは、「科学(Science)」「技術(Technology)」「工学(Engineering)」「芸術(Art)」「数学(Mathematics)」の頭文字を組み合わせた教育概念。同機構は「ものづくり延岡」ならではの学びの場として、市内各地でワークショップを実施している。

 この日は午前、午後の2回に分けて実施。このうち午前の部には5組11人の親子が参加した。

 同機構職員でSTEAMインストラクターの豊田雅子さん(43)が講師を務め、まず、ガソリン車、電気自動車についてそれぞれの仕組みの違いを紹介し、「同じように見えても、いろんな車の動かし方がある」と伝えた。
これを踏まえ、引っ張るとエネルギーがたまり、放すとエネルギーが放出される輪ゴムの特性を解説。子どもたちは、あらかじめ用意された設計図を見ながらブロックを組み立てていき、基礎部分を仕上げていった。

 その後、「速い車」「かわいい車」「長く走る車」など、それぞれが思い描く車になるよう、親子で話し合いながら車体をアレンジ。試験用のコースを何度も走らせて、使う輪ゴムの量を増やしたり、車体を軽くしたりするなど、工夫しながら製作した。

 詳細は、本紙へ。

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