本紙掲載日:2024-04-17
(1面)

日向圏域の観光をPR

観光プロモーション動画のワンシーン。椎葉村の上椎葉ダム(日向・東臼杵広域観光推進協議会提供)
日向市の馬ケ背
門川町のカンムリウミスズメ

プロモーション動画初制作

◆日向・東臼杵広域推進協−魅力満載の18本を公開

 日向市など1市2町2村で構成する日向・東臼杵広域観光推進協議会(会長=西村賢日向市長)は、観光プロモーション動画を初めて制作した。「ひゅうが奥日向」圏域の豊かな自然や観光スポットなど、各市町村の魅力を詰め込んだ18本の動画を同協議会公式ユーチューブチャンネルなどで公開している。

 圏域の行政や観光協会が連携し取り組む観光情報発信事業の一環として制作。日向市の馬ケ背や門川町のカンムリウミスズメ、美郷町の西の正倉院、諸塚村の池ノ窪グリーンパーク、椎葉村の上椎葉ダムなど、各市町村の景勝地や観光地などを撮影し、15秒、1分、4分、5分の動画にまとめた。

 15秒の短編動画はSNS(インターネット交流サイト)など、1分動画は街頭などで電子的な表示機器を使って情報を発信する「デジタルサイネージ」などで活用。4分動画は各市町村ごとに詳しく魅力を伝える場面で使用し、各市町村の魅力を1分ずつ1本にまとめた5分動画と併せて観光PRに役立てる。

 事業費は198万円。このうち2分の1は、県の「稼ぐ観光地域づくり推進強化事業費補助金」を活用した。

 同協議会によると、新型コロナの感染拡大による影響などで減少していた同圏域の観光客入り込み客数は、徐々に増加。日向市では21年度に81万328人だったが、22年度は104万8523人、23年度は110万2410人だった。この流れを捉え、同協議会は動画を通して各市町村の魅力を発信し、さらなる観光誘客を目指す。

 今後はインスタグラムのアカウント「ひゅうが奥日向」(ユーザー名=@hyugaokuhyugamiyazaki)と動画を生かし、圏域の魅力を発信する取り組みを予定している。

 同事務局の担当職員は「ひゅうが奥日向に行きたいと思ってもらえるよう情報発信をしていきたい」としている。

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