２０２４ＧＷ点描−観光客ら立ち寄り一息

車やバイク駐車場に次々−道の駅北川はゆま

　１日は平日であいにくの空模様だったこともあり、行楽地は人出が限定的だったものの、道の駅は旅行の休憩などで立ち寄る県外ナンバーの車やキャンピングカーなどが目立った。

　このうち、東九州自動車道の北川ＩＣに隣接する延岡市の道の駅北川はゆまは、大分や福岡、鹿児島など九州を中心に、県外からの車両が、入れ替わるように次々と出入りした。

　富山県から仲間３人とツーリングで訪れた６０代男性は、先月２６日に大阪からフェリーで大分県別府市に渡り、熊本、鹿児島県を経て本県を観光。大分からフェリーで戻る予定という。

　「本来もっと暖かいと思ったが、天候の影響を受けたのがちょっと残念。家族に頼まれたマンゴーは買って、早速送りました」と話していた。

　同施設では６日までの連休期間中、県内外の延べ約１００店・団体が出店してグルメや雑貨などを販売する「北川はゆまマルシェ」と、完熟マンゴーフェアを開催中。延岡市北方町の北方よっちみろ屋では３〜５日に「新茶まつり」、日向市東郷町の道の駅とうごうは４日にリニューアルオープン１０周年記念の感謝祭、５日にこどもの日イベントなどを予定している。

　宮崎地方気象台によると、県内の天候は回復傾向で、大型連休後半の週末にかけては日が差す地域が広がる予報。気温も高めに推移する見込みで、熱中症などに注意するよう呼び掛けている。