本紙掲載日:2024-05-13
(2面)

思い出の地に恩返し

延岡市に車いすを寄贈した旭化成1971(昭和46)年入社50周年記念同期会メンバー

旭化成OB71年入社組−延岡市に車いす

 旭化成1971(昭和46)年入社組のOB26人が8日、延岡市を訪れ、車いす2台を寄贈した。市は今後、野口遵記念館で身体障害者用などとして活用するとしている。

 OBらは入社50周年を記念して8、9日に市内で開かれた同期会の出席者。当初、50周年に当たる2021年に同期会を予定していたが、コロナ禍の影響で延期となっていた。同社は長年にわたって入社式と新入社員研修を創業の地延岡で行っており、OBらは思い出の地への恩返しをと今回の寄贈を決めたという。

 贈呈式は野口遵記念館エントランスホールで行われ、増川順一代表幹事(76)から目録を受け取った読谷山洋司延岡市長は、野口遵記念館の建築事業に旭化成から30億円の寄付があったことなどに触れ、「延岡を愛していただいていること、ありがたい寄贈に感謝を申し上げたい。有効に活用し、旭化成スピリッツを次の世代に伝えていくことが大切だと思っている」と謝辞を述べた。

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