こどもとしょかんフェス－延岡市立図書館

イベント通し施設や本に親しむ

　延岡市立図書館（工藤靖治館長）は１１日、同館で「第３９回こどもとしょかんフェスティバル」を開いた。小中学生が図書館の仕事を体験する「１日図書館員」、寄贈本を無料で持ち帰られる「ミニブックリサイクル」などイベントがめじろ押しだった。

　１日図書館員は午前と午後の２回実施。合わせて小学生や中学生１１人が図書館業務を楽しんだ。

　このうち、午前の部には市内の小学生６人が参加した。自分の名前が書かれた名札を受け取った〃職員たち〃は、移動図書館「ふくろう号」や閉架書庫など通常見ることのできない場所まで特別に見学。その後図書館業務を体験した。

　今回体験したのは、本のタイトルや分類番号が書かれたカードを見て本を探し、クイズに答える「本探しゲーム」、実際に利用者へ本の貸し出しをする「カウンター業務」、自分が好きな本を紹介する「オススメ本紹介」の三つ。子どもたちは、普段できない体験に目を輝かせながら、大人顔負けの仕事ぶりを発揮していた。この日子どもたちが紹介したお薦めの本は後日、同館内に展示されるという。

　詳細は、本紙へ。