本紙掲載日:2024-05-16
(8面)

小学生力士ハッケヨイ

小学生力士が熱戦を繰り広げた第21回わんぱく相撲延岡大会
横綱に輝き県大会出場を決めた(左から)4年生の堤三蔵さん(東海)、5年生の小野新さん(北川)、6年生の高橋奏吉さん(南方)

わんぱく相撲延岡大会

◆6年生横綱は高橋さん(南方)

 第21回わんぱく相撲延岡大会は12日、延岡市の延岡勤労者体育センターで行われ、市内から出場した約70人の小学生力士が熱戦を繰り広げた。男子4、5、6年生の部の各上位3人は来月、日南市で開催される県大会への出場権を手にした。主催は延岡青年会議所、延岡市相撲連盟。

 男子は1学年、女子は2学年ごとに予選リーグと決勝トーナメントで競った。「ハッケヨイ」の掛け声とともに両力士がぶつかり合うと、土俵を囲んだ友人や家族らからは「押せ押せ」「回って回って」と声援が飛び交い、トーナメント戦ではさらに会場が活気づいていた。

 4年生横綱となった堤三蔵さん(東海)は身軽さを生かした素早い動きの突っ張り相撲で昨年に続き優勝し、「勝ててほっとした。優勝してみんなの歓声がうれしかった」。同じく連覇を果たした5年生横綱の小野新さん(北川)は、「決勝は強い相手だったが、『絶対勝ってやる』という思いでぶつかった。県大会も低い当たりを意識して勝ちたい」と意気込んだ。

 小野さんと共に昨年の全国大会を経験している6年生横綱の高橋奏吉さん(南方)は、「強い選手が多い中で勝ててうれしい」と振り返りつつ、県大会に向けて「共に戦った相手の分まで頑張り、勇み足などで自分から倒れないよう、腰を落として思い切りぶつかっていきたい」と力を込めた。

 県大会は6月1日に日南市文化センターで行われ、各学年の上位2人ずつが、8月4日の全国大会(両国国技館)に進出する。

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