本紙掲載日:2024-05-17
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7回目の紺綬褒章受章−松野工業

紺綬褒章を受章した松野工業の松野社長(前列中央)と今西工場長(前列右)ら

県の地方創生事業に寄付

 企業版ふるさと納税を通じて2022年度、県に1500万円寄付したとして、門川町に工場を持つガラスメーカーの松野工業(本社大阪市)が、7回目の紺綬褒章を受章した。寄付金は県内企業へ就職する若者の奨学金返還支援に活用される。

 紺綬褒章は、公益のために寄付した個人(500万円以上)、団体(1000万円以上)が対象。同社は2016年以降、毎年寄付しており、23年度までの寄付額は累計1億2225万円となった。

 伝達式は14日に県庁であり、松野龍太郎社長や今西誠二門川工場長ら6人が出席。松野社長が河野知事から褒状を受けた。

 同社は23年度にも地方創生関連事業に1500万円を寄付したことから、感謝状も授与された。

 松野社長は門川工場について「地元の方が地元で長く安定して働ける場所を目指している」と話し、「若者が宮崎に定住して働けるよう、寄付を続けている。利益が出る限りは貢献していきたい」と抱負を述べた。

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