２００種３００株のバラ見頃

私設庭園「ＲｏｓｅＧａｒｄｅｎＨａｎａ―Ｈａｎａ」

◆高千穂町田原−今月末まで一般公開

　高千穂町田原の私設庭園「ＲｏｓｅＧａｒｄｅｎＨａｎａ―Ｈａｎａ（ローズガーデン・ハナハナ）」で約２００種３００株のバラが見頃を迎えた。３１日まで無料公開しており、管理者の山田賢二郎さんと奈須たづ子さんは「たくさんの方に喜んでいただけたらうれしい」と、来場を呼び掛けている。開園は午前９時〜午後４時。園内での飲食やペットの同伴はできない。

　庭園は山田さん方の所有地で、バラ栽培を趣味とする同級生の奈須さんから提案を受けて整備した。水田を開墾し、少しずつ面積を広げながら増殖。２０１３年から年間２０日程度の一般公開を行い、好評を得ている。

　現在は約千平方メートルに定番の「ピエール・ド・ロンサール」や深紅の大輪「宴（うたげ）」、開花中にオレンジ色から黄色へ移り変わる「サハラ９８」など色とりどりのバラを植栽。英国風のあずまやや園内を一望する展望所もあり、１日２００人以上が訪れる観光名所として定着した。

　また、ポピーやジキタリスといった１００種以上の草花が一層の彩りを演出。快晴となった１７日は「きれい」「いい匂い」などと談笑したり、写真を撮ったりして散策する人でにぎわった。

　ローズガーデン・ハナハナは、国道３２５号「田原神橋」西詰めを右折して約３００メートル。バラ模様の屋根瓦が目印で、各所に看板がある。