本紙掲載日:2024-05-27
(1面)

日向特産へべす初出荷

丹精したへべすを選果機に移す川さん

環境良好、生育申し分なし−JAみやざき日向地区本部

 日向特産の香酸かんきつ「平兵衛酢」(へべす)のハウスものの初出荷が27日午前、門川町門川尾末のJAみやざき日向地区本部門川旧ミニトマト選果場であった。今年の出荷予想量は7月下旬までに約7トンを見込み、県内を中心に関東方面などへ出荷されるという。

 へべすは、江戸時代末期に同市富高地区で発見された同市発祥の特産品。同じ香酸かんきつ類のスダチやカボス、ユズなどより種が少なく、皮が薄いため、果汁が多いという特徴がある。また、ビタミンCや必須アミノ酸、フラボノイドなどが多く含まれている。

 同地区本部によると、今年は春先の気温が高かったことから生育が進み、例年より1週間ほど早い出荷となった。ハウス内の良好な環境で育ったハウスへべすは、種が少ない高品質なもので、玉太り、酸味、果汁も申し分なく生育しているという。ハウスものは現在、7人(日向市5、門川町2)の生産者が計97アール(日向市60アール、門川町37アール)で栽培している。

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