本紙掲載日:2024-05-27
(2面)

「こども商店街」再開へ−延岡市商店会連合会

事業計画などを承認した延岡市商店会連合会の総会

会員拡大も−通常総会

 延岡市商店会連合会(友井康弘会長)の通常総会は23日、同市春日町の国技館であった。役員12人が出席し、今年度の事業計画や収支予算など6議案を原案通り承認。会員拡大のほか、コロナ禍以降、開催できていない「こども商店街」を実現させることなどを確認した。

 友井会長は「(新型コロナウイルスの5類移行で)昨年度は、これまでできなかった視察研修や他団体との意見交換など、従来の継続事業に加えてさまざまな事業ができた」と振り返り、引き続きの協力を呼び掛けた。

 昨年度の事業報告では、商店街活性化事業として昨年7、8月に開催した「延岡まちゼミ」で、受講者の100%が満足したとの回答だったことや、実行委員として企画運営に携わった今年2月の「アウト・オブ・キッザニア・インのべおか」で、市や他団体との連携が図れたことなどを紹介。

 また、販売促進事業として、昨年11、12月に実施した「総額100万円分当たっちゃうキャンペーン」、今年3月の「商店街でごみ袋あげちゃうキャンペーン」は、いずれも予想を上回る反応で、参加店舗の売り上げ増や、日頃は事業に参加していない店舗の参加につながったことも報告した。

 今年度の事業計画として、7月に延岡まちゼミを開催することや、「こども商店街」の開催に向けて動いていること、商店街、個店の売り上げにつながるイベントを実施すること――などを確認した。

 会員は現在、サポーター会員も含めて158店。昨年度より数店舗増えており、さらに会員拡大を目指していくという。

 役員体制については、改選の年ではないため大きな変更はないが、3人だった副会長を今年度は2人とし、祇園町銀天街の理事長交代に伴って横山貴史理事が新たに加わることを承認した。

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