本紙掲載日:2024-06-01
(2面)

議会の役割、分かりやすく−五ケ瀬町議

坂本小学校で行われた五ケ瀬町議会議員による出前授業(5月30日)

坂本小で出前授業−小学生から〃陳情〃も

 議会の役割や議員の仕事などについて知ってもらおうと、五ケ瀬町議会議員による出前授業が5月30日、町立坂本小学校(松浦俊二校長、27人)であった。渡邊孝副議長ら6人が訪れ、6年生の落合彪真さん、戸高優海さん、藤善光樹さんに分かりやすく説明した。

 出前授業は、議会への関心を高め、議員のなり手不足解消などにつなげようと2022年から始まった。社会科で国会や地方議会について学ぶ小学6年生を対象に年1回、町内の各学校で行っている。

 この日は、代表で甲斐政國議員が授業。住みやすいまちづくりに向けた話し合いの場を「議会」、住民の付託を受けて話し合う人を「議員」と定義し、議員は18歳以上が投票する「選挙」で決まり、25歳になると立候補できることなどを解説した。

 続けて、議会の役割として「住民の意見をまちづくりに反映させること」を挙げた。町内巡回や年1回の議会報告会で意見を集め、条例の制定や変更、適切な予算審議などに活用していると説明。議員に要望を届け出る「陳情」についても紹介した。

 児童からは早速、「通学路にある危険家屋を壊してほしい」「町外の学校と交流する機会がほしい」「川のヤマメを増やしてほしい」といった〃陳情〃が寄せられ、議員は真剣な表情でうなずいたり、メモを取ったりしながら聞き入っていた。

 詳細は、本紙へ。

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