本紙掲載日:2024-06-01
(2面)

延岡の〃人〃にスポット−カルチュア・コンビニエンス・クラブ

CCCが自費出版した「クロス模様」をPRする渡辺館長(右)と吉玉さん

自費出版小冊子「クロス模様」

 延岡市駅前複合施設エンクロスの指定管理者カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、本社・東京都渋谷区、盒桐逝Ъ卍后砲蓮延岡市の人に焦点を当てた小冊子「クロス模様」を自費出版した。渡辺慎也館長は「延岡の魅力を発信する機会になれば」と期待している。

 「地域の人たちが元気になるのが一番。食や観光だけではない魅力を、僕らから届けたい」との思いから、これまではあまりなかった「人」を紹介することに。構想から取材、発行に至るまで、編集を担当したオノコボデザイン(小野信介社長)とともに半年ほどかけて準備してきた。

 広報担当の吉玉泰子さんが「悩んだ」という人選は、開館前から活動している人、駅まち周辺を活性化させようとにぎわいづくりに取り組んでいる人らを中心に声を掛け、創刊号には7人と1団体を掲載した。

 「読んだら捨てられてしまう情報誌ではなく、手元に置いてもらえる冊子を目指した。最終的には、『私もここに載りたい』と言ってくださる人が出てきてほしい」と渡辺館長。1年に1冊のペースで継続して発行していきたい考えで、「人と人の縁が交差することを願って名付けられたのがエンクロス。冊子をきっかけに、縁がさらにつながれば」と期待する。

読み物として、病院の待合室などに置かせてもらう計画。渡辺館長は、「こういう人がいるんだと知ってもらい、つながりや自分がやろうと思うきっかけになれば。それをかなえられることができる場所がエンクロス。『すてきな人と活動できるから延岡に住みたい』につながってくれたらうれしい」と話している。

 B5判、30ページで千冊発行。希望者に無料で配布する。問い合わせはエンクロス(箟箍20・3900)。

 詳細は、本紙へ。

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