宮中祭祀「新嘗祭」へ奉納－五穀豊穣を祈り御田植祭

住民ら水田で丁寧に手植え－日向市東郷町坪谷

◆献穀者「大切に育ていい米作る」

　宮中祭祀（さいし）の「新嘗祭（にいなめさい）」に納める米の御田植祭（おたうえさい）が２日、同市東郷町坪谷の水田で行われ、坪谷小学校の児童や保護者、地元住民らが苗を植え、豊作を祈った。

　新嘗祭は毎年１１月２３日に行われ、五穀豊穣（ほうじょう）を祈り、収穫を感謝する祭典。全国各地から米など新穀が納められる。

　市によると、同市が選定されるのは１９６９年の旧東郷町以来、５５年ぶり。ＪＡみやざき日向地区本部ひむか米振興協議会東郷支部長の那須博文さん＝同市東郷町坪谷＝が、約９６０平方メートルの水田で県産米「おてんとそだち」を育てる。

　詳細は、本紙へ。