本紙掲載日:2024-06-05
(7面)

歌糸地区でチャリティーカラオケ大会

能登半島地震被災地の復興願う−延岡市北浦町三川内

 能登半島地震被災地の復興を願うチャリティーカラオケ大会は2日、延岡市北浦町三川内の歌糸研修センターであった。地区内外から約30人が出場してお気に入りの1曲を披露。会場では、しし鍋や餅、すしの振る舞いがあり、地域住民らが和やかな時間を過ごした。

 カラオケ大会は、歌糸地区在住の小田喜代春さんが、「小さな村から小さな愛を発信したい」と企画。地域の人やカラオケ仲間たちの協力を受けて初開催した。

 「共に喜びを分かち合う触れ合いの場から、心寄り添う温かな愛が広がれば」と「輪」をテーマに掲げ、出場や来場を呼び掛け。センターには多くの人が訪れ、屋内外で出演者に大きな拍手と熱い声援を送った。

 出演者は、ステージに上がり、赤や黄色、水色の温かなスポットライトを浴びて、演歌や歌謡曲を中心に熱唱。

 観客は食事を楽しみながら、出演者が力を発揮する姿に大歓声を送り、高得点が出ると会場が沸いた。また、手を振ったり、思わず涙ぐむ歌い手に温かな拍手を送ったりと、会場一体となって盛り上げていた。

 小田代表によると、出演料や会場で販売した飲食物などの収益から、運営費を除いた7万691円を被災地に届けるという。

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