本紙掲載日:2024-06-17
(6面)

3年生がアイマスク体験学習

アイマスクを着けて階段を下りる児童
横幅が狭い道を介助する児童
点字ブロックの上を歩く体験もあった

介助の難しさなど実感−延岡・恒富小

 延岡市立恒富小学校(平田政行校長、173人)で13日、アイマスク体験学習が行われ、3年生約30人が学習を通して目の不自由な人に対して自分ができることなどを考えた。

 児童は市社会福祉協議会のハンディキャップ指導員から介助する際の注意点などの説明を受けた後、2人一組になって1人がアイマスクを着用、もう1人が介助役を担当した。

 アイマスクを着けた児童は右手に白杖(はくじょう)を持ち、介助役に左腕に触れて誘導してもらいながら歩行。介助役が「段差があるよ」「止まって」などと常に声を掛けながら前に進むも、階段の上り下りでは介助される児童が足を踏み外しそうになったりつまずきそうになったりし、児童は目が見えない恐怖と介助の難しさを実感していた。

 また、机の上に置かれたシャンプーとコンディショナーの位置を「○時の方向にシャンプーがあるよ」などと教える場面もあり、正確に分かりやすく物の位置を伝えることも学んだ。

 詳細は、本紙へ。

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