本紙掲載日:2024-06-22
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港に活気!−盛大に船出を祝う

大勢が詰め掛けて活気づいた新造船の進水式
港を回りお披露目された第38、第83海漁丸

巻き網漁付属船2隻が進水−北浦町漁港

 北浦町市振の北浦漁港(北浦漁協前)で21日、新造船2隻の進水式があり、地区内外から大勢の人が詰め掛けて船出を祝った。盛大な祝いの餅まきもあり、港は久しぶりの活気に包まれた。

 完成したのは海漁水産(市振、山田與一代表)の巻き網漁付属船(灯船)第38、第83海漁丸。いずれも全長28メートル、総トン数19トンで、高精度のスーパーソナーを備える。

 港に並んだ真新しい船には、関係者らから贈られた色とりどりの大漁旗が飾り付けられ、住民らは次々とスマートフォンなどを向けて撮影。山田代表や従業員、家族らが船の上から800キロもの餅を惜しみなくまくと、人で埋まった港にはしばらく大歓声が響き続けた。

 この後、2隻は港内を回りながら航行して勇姿を披露。同社は主にアジ、サバ、イワシ漁で本県の水産業を支えており、山田代表は「今まで以上に魚をいっぱい捕って頑張りたい」と意気込んでいた。

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