本紙掲載日:2024-06-24
(8面)

樹脂製バルブ−組み立てを体験

野中代表取締役(右)による機械の説明に聞き入る参加者
樹脂製バルブの組み立てに挑戦する子どもと保護者

親子でものづくり−延岡キッズラボ

 子どもたちにものづくりの場を提供する「延岡キッズラボ」の第3回は15日、延岡市大武町のTANI(野中直樹代表取締役)大武工場であり、小学生と保護者ら約20人が参加、樹脂製バルブの組み立て体験を楽しんだ。

 延岡キッズラボは、旭化成延岡総務部地域活性化推進グループが4月から開いている。月1回のプログラムを通して、ものづくりの楽しさを伝えている。

 この日はまず、野中代表取締役(46)が会社概要やバルブの役割を説明。このうち樹脂製バルブの特徴については、金属バルブよりもさびや薬品に強いことを挙げ、プールや温泉のほか、国外の鉱山などでも使用されていることを紹介した。

 続けて、工場内の機械を見学。あっという間に樹脂に切削加工を施す様子に、子どもたちは身を乗り出すようにして興味深そうに見詰めていた。

 その後、九つの部品を使って樹脂製バルブの組み立てに挑戦。完成品を参考にしながら保護者と試行錯誤して組み立て、完成すると子どもたちは笑顔で「できた」と保護者に見せたり、完成したバルブと一緒に写真を撮ったりして、ものづくりの楽しさを実感していた。

 詳細は、本紙へ。

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