本紙掲載日:2024-06-25
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今山八幡宮で茅の輪作り

30日の夏越しの大祓祭を前に茅の輪を作る今山八幡宮の木村さん、甲斐さん、伊藤さん(右から)

夏越しの大祓祭(30日)を前に−延岡

 半年間の罪や汚れをはらい清める「夏(な)越しの大祓(おおはらえ)祭」を前に24日、同祭で設置される茅(ち)の輪作りが延岡市山下町の今山八幡宮(伊藤俊郁宮司)であった。

 権禰宜(ごんねぎ)の木村速穂さん、禰宜の伊藤康晋さん、出仕の甲斐有記さんが、23日に市内で刈り取った青々としたカヤの束を小縄でつなぎ合わせ、直径約2・5メートルの輪を作った。その後、輪に長縄をしっかりと巻き付けて締め固め、はみ出したカヤをはさみで切りそろえて完成させた。

 「夏越しの大祓祭」は、1年の半分が過ぎる6月30日に毎年行われる神事。8の字を描くように茅の輪を3回くぐって心身を清め、半年間の無病息災を祈願する。

 今山八幡宮の大祓祭は、30日午後5時〜7時に同市高千穂通の今山恵比須神社境内で開かれる。伊藤さんは「多くの方にくぐってほしいという思いで作った。当日はご参拝された多くの方にくぐっていただけたら」と話している。

 同日は、県北各地の神社でも同様の神事が執り行われる。

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