初開催−「延岡蚤の市」盛況

古き良き物で、新たなライフスタイルを−エンクロス企画

◆骨董品・雑貨など県内外から３８店舗−雨の中、約７千人来場

　県内外３８店舗が出店し、骨董（こっとう）品やアンティーク、雑貨、古着、飲食物などを販売する「延岡蚤（のみ）の市」が２２日、延岡市駅前複合施設エンクロスであった。「延岡で、新しい文化、ライフスタイルに触れてほしい」とエンクロスが初開催。あいにくの雨にもかかわらず約７千人が来場し、にぎわった。

　「古き良き物で、新しいライフスタイルが集う場」をコンセプトに、各地で開かれている人気の蚤の市などを参考に企画。地元の人には「新しい発見につなげてほしい」、出店者には「延岡のことを知り、つながりをつくってほしい」と期待し、九州や山口県内を中心に遠くは愛知県や三重県からも出店者を招いた。

　開始時刻の１時間ほど前から徐々ににぎわい始め、各店舗前に長い列ができ、開始１時間足らずで完売する店が出るほど大にぎわい。来場者は各店舗が工夫を凝らして並べた商品を、手に取って品定めしたり、写真を撮ったりして楽しんだ。

　また、親子で楽しんでもらおうと、延岡フィルハーモニー管弦楽団など７団体による音楽イベントや、同市在住のイラストレーターみよこみよこさんとアート体験ができる「おおきな布のハッピーアート」などもあり、家族だんらんの和やかな時間を過ごした。

　詳細は、本紙へ。