本紙掲載日:2024-06-26
(3面)

グラススキー・世界大会に出場

小迫町長(右)にグラススキー用の板を解説する石井さん(中央)と島川さん
五ケ瀬町役場を表敬訪問した石井さん(左から2人目)と島川さん

五ケ瀬中等の石井さん(延岡市出身)と島川さん(宮崎市出身)−小迫町長に意気込み

 来月からチェコ共和国で開催される「FIS(国際スキー・スノーボード連盟)グラススキージュニア世界選手権」に出場する県立五ケ瀬中等教育学校6年の石井晴さん=延岡市出身=と「FISグラススキーチルドレンキャンプ・レース」に挑む同校2年の島川大輝さん=宮崎市出身=が24日、五ケ瀬町役場で小迫幸弘町長に意気込みを語った。

 グラススキーは、キャタピラベルト付きの板で斜面を滑走するスポーツ。競技形態はアルペンスキーと同じだが、草の上を滑るため横滑りや急停止ができず、より安定した外足荷重とスムーズな荷重移動が求められる。

 同世界選手権とチルドレンキャンプ・レースは、FISに加盟する約10カ国のいずれかで毎年開催。石井さんは7月22〜29日、島川さんは8月3〜10日に滞在し、日本代表としてレースへ臨む。

 2人は五ケ瀬中等教育学校でスキーを始めた。部員14人のスキー部に在籍し、雪がないオフシーズンの活動としてグラススキーに励んでいる。

 休日は国富町の法華嶽グラススキー場に通い、世界的グラススキーヤーである飛鳥井匠哉さんらに師事。昨年10月の全日本選手権(徳島県)や今年6月の代表選考会(国富町)で好成績を収め、出場権をつかんだ。

 小迫町長は2人が持参したグラススキー用の板を興味深そうに観察し、ルールや種目ごとの違いなど熱心に質問。「けがをしないよう頑張ってほしい。良い結果を期待している」と激励した。

 詳細は、本紙へ。

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