再造林率日本一を目指す−林業関係者らが決起大会

５００人集い、推進宣言採択−県

　再造林の意識向上や気運醸成につなげようと、県は２日、宮崎市民プラザで再造林推進決起大会を開いた。県や市町村、林業、木材産業団体の関係者約５００人が出席。再造林率日本一を目指すなど３項目を盛り込んだ「再造林推進宣言」を採択した。

　河野知事は「先人の努力により宮崎の山がある。責任を持って将来につないでいかなければいけない」とあいさつ。青山豊久林野庁長官は「林業木材産業の発展を期待している。林野庁としても、その取り組みを後押ししたい」と述べた。

　この後、再造林率日本一に加え、労働環境や収益性を改善し、若い世代が夢を描ける魅力あふれる産業を目指す▽誇りと責任を持って森林づくりに取り組み、県民から信頼される林業を目指すことを盛り込んだ推進宣言を採択。出席者全員で「頑張ろう」を三唱した。

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