本紙掲載日:2024-07-04
(2面)

子どもの水難事故防止へ−特別水泳教室

紙芝居で楽しく川遊びなどのルールを学ぶ子どもたち
プールでは、救助のために投げ込まれたロープ付きの浮輪につかまる練習も

ターザンSC−延岡

 海や川での子どもの水難事故を防ごうと、延岡市浜町のターザンスイミングクラブ(塚元秀樹代表)は1日から、水難事故防止に関する知識を学んでもらう特別水泳教室を開いている。7日まで。「水難事故0(ゼロ)のまち」を目指して夏休み前に毎年実施しており、今年で28回目。

 年齢に合わせ、水難事故防止に関する知識や水難事故に遭遇した時の対処法、プールでの実技などを組み合わせたプログラムを提供。会員だけでなく会員外の3歳から小学生にも無料での参加を呼び掛け、今年は7日間で約千人の参加を予定している。

 初日の1日、子どもたちは「川や海に子どもだけで遊びに行かない」などのルールを紙芝居などで楽しく学んだ。その中で、溺れている人を見つけた場合、まずすることは▽溺れている人を助けるために役立つ物はなど、スタッフが子どもたちに投げ掛け、一緒に考えながら答え合わせをしていった。

 また、もしも自分が溺れそうになったら、水面にあおむけになって浮く「背浮き」で救助を待つのが基本。プールでは1人ずつ、ライフジャケットを着用したり、ペットボトルを抱きかかえたりして背浮きを体験した。救助のために投げ込まれたロープ付きの浮輪に、しっかりつかまる練習もあった。

 詳細は、本紙へ。

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