本紙掲載日:2024-07-10
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ヒムカイザー・ロサンゼルスに降臨

映画祭上映が決まり記者会見する、左からヒムカイザー、坂元英司エグゼクティブプロデューサー、山室浩二町長(8日、県庁)

9月の映画祭に上映決定−県庁

 門川町をロケ地として制作された映画「天尊降臨ヒムカイザーTHEMOVIEそれぞれの絆」が、アメリカの映画祭「第19回ジャパン・フィルム・フェスティバル・ロサンゼルス2024」の上映作品に選出された。8日に県庁で記者会見した宮崎のご当地ヒーロー・ヒムカイザーは「宮崎をより知ってもらえるきっかけになればいい。日本語を勉強し、遊びに来るのであれば宮崎というきっかけになれば」と喜んだ。

 映画は2022年12月にクランクインし、門川神社や旧西門川小中学校松瀬分校など町内の名所で撮影。「絆」をテーマに家族や友人、神話とのつながりを描く。演技経験のない出演者とともに制作し、多くの町民もエキストラとして参加した。昨年に県内外で上映したほか、今年4月から1年間はソラシドエアの機内で配信されている。

 上映作品に選ばれた同フェスティバルは日本映画を上映する映画祭で、9月13日から15日に米ロサンゼルスで開催。短編・中編・長編のカテゴリーごとに上映作品が公募で選ばれ、映画「天尊降臨ヒムカイザー」は中編12作品の一つとして選出された。

 ヒムカイザーは渡米して映画祭にも登場する予定で「宮崎にいながら海外に出ることを、多くの子どもたちに伝えられることに喜びを感じている。宮崎にいながらでも頑張れば成果は出る。それを伝えられるといい」と意気込み。山室浩二町長は「門川町の自然の素晴らしさと人の温かさを理解してもらえる素晴らしい作品。日本を飛び出して海外でも見ていただくことによって、門川町の素晴らしさを世界の人々に知ってもらえるとうれしい」と話した。

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