本紙掲載日:2024-07-15
(8面)

あぐりスクール−親子で田植え体験

楽しさ・苦労学ぶ−延岡

 親子での農業体験を通して「食と農」について学ぶJAみやざき延岡地区本部(楠田富雄本部長)の2024年度第2回「あぐりスクール」はこのほど、延岡市柚の木田町の田んぼであり、11家族27人が参加して田植えを楽しんだ。

 あぐりスクールの田植え体験は、校長を務める川原博之副本部長が約9アールの田んぼを提供して実施。主食用米やもち米の栽培を通じて、お米ができるまでを学ぶ。

 南方小学校3年生の山下杏さんのリードで「あぐりスクール五つのお約束」を全員で唱和。川原副本部長が「植える時は5〜7本の苗を1カ所に」「自分の足形の跡に植えると苗が沈むので植えないで」などと注意事項を説明した。

 田んぼにお神酒をささげて豊作を祈った後、川原副本部長が田植え機を使って実演。子どもたちも代わる代わる機械に乗って、あっという間に苗が植え付けられていく様子を観察した。

 機械が入れない場所は、子どもたちの出番。田んぼに入って一列に並び、田植え綱の目印に沿って手植え。ぬかるむ足元に苦戦しながらも、丁寧に植え付けていった。植えた苗はもち米のヒヨクモチで、順調に育てば11月上旬には約400キロの収穫が見込めるという。

 詳細は、本紙へ。

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