本紙掲載日:2024-07-18
(1面)

国スポ・障スポ−宮崎開催、正式決定

開催決定書を受け取った河野知事(県提供)

県民に元気、勇気、感動を−2027年

◆全国モデル目指し準備

 日本スポーツ協会の理事会は17日、東京都であり、2027年の第81回国民スポーツ大会(国スポ)の本県開催が正式決定した。これに伴い、第26回全国障害者スポーツ大会(障スポ)の開催も正式決定した。(3面に関連記事)

 国スポは、27年9月26日〜10月6日の11日間。愛称は「日本のひなた宮崎国スポ・障スポ」。スローガンは「紡ぐ感動神話となれ」。本県での開催は、1979(昭和54)年の「日本のふるさと宮崎国体」以来、48年ぶりとなる。

 期間中は、今月1日時点で男女総合優勝の天皇杯などに絡む37競技のほか、特別競技(高校野球)、スポーツ推進のための6競技(綱引きやゲートボールなど)、県民が幅広く参加できる37競技(ウオーキングや吹き矢など)が実施される。

 障スポは、国スポ終了後に原則3日間の日程で開催。開催日は日本パラスポーツ協会などが8月に決める見込み。同日時点でいずれも七つの個人競技(陸上や水泳など)と団体競技(車椅子バスケットボールなど)が行われる予定。

 県北では、先月時点で国スポ・障スポ合わせて延岡市で14競技、日向市で8競技、門川町で3競技、美郷町で4競技、高千穂町と日之影町と五ケ瀬町でそれぞれ2競技、諸塚村と椎葉村でそれぞれ1競技が開かれる。

 理事会で決定書を受け取った河野知事は「広く県民に元気、勇気、感動を与え、競技力の向上や県民の健康増進、スポーツによる地域活性化につなげる大会とするとともに「スポーツランドみやざきの更なる発展を図り、全国のモデルとなるような大会を目指して準備を進めたい」とコメントした。

 宮崎国スポ・障スポ局によると、26年度に国スポの、27年度に障スポのリハーサル大会を開く予定。過去3大会の平均では、選手や観客を含め国スポは60万5672人、障スポは8万4735人が参加しているという。

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