本紙掲載日:2024-07-18
(6面)

土々呂中3年生が着付け体験

浴衣の着方を学ぶ−延岡

 延岡市立土々呂中学校(岡崎裕也校長、374人)の3年4組31人が5日、浴衣の着付けを体験した。着付けの準師範の資格を持つ橋口勝代さんやキャリア教育支援センターの「よのなか先生」の山本昭也さん、のべおかはげまし隊の隊員らを講師に招き、浴衣の着方を学んだ。

 日本文化の一つである和服の知識を深め、洋服との違いを理解してもらおうと家庭科の授業の一環として実施。1組は4日に、2、3組は11、12日に体験した。

 橋口さんは、男女の浴衣を並べて裾の長さや帯を結ぶ位置が異なることなどを紹介。また、着物が当たり前の時代には、布が貴重だったことから「母親が季節に合わせて縫い直して一枚の着物を一年中着ることができていた」と説明した。
 続けて、生徒は好きな色や柄の浴衣を選び、講師の手本をまねながら着付けに挑戦。おはしょりを整えたり、自分の身長の倍以上の長さがある帯を巻いたりと、普段から着ている洋服にはない工程に苦戦していた。

 講師に整えてもらいながら着付けが完成すると、女子生徒は「かわいい」「このまま着ていたい」と大喜び。男子生徒は大人っぽくなった友人の浴衣姿に「お父さんみたい」などと談笑していた。

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