本紙掲載日:2024-07-22
(2面)

SDGsフィールドワーク−延岡高、県北企業を訪問

ものづくり・先進取り組み学ぶ

 県立延岡高校(村社貞利校長、728人)の1年生は12日、SDGs(持続可能な開発目標)フィールドワークとして、延岡市や日向市内の企業を訪ねた。社員による講話や工場見学を通し、先進的な取り組み、地域の課題解決に貢献している事業について学んだ。

 文科省が、先進的な理数系教育を実施している高校などを指定、支援するSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)事業の一環。普通科の生徒が理数系に対する関心を高め、新たな視点を持つことなどを目的としており、この日は普通科のうち3クラスが1社ずつを訪問した。

 このうち、延岡市中の瀬町の旭有機材を訪れたクラスは、社員から同社の歴史や製品、ものづくりのルールなどについて説明を受けた。

 続いて工場のある敷地へ移動し見学。それぞれで異なる作業が行われ、その様子がモニターで管理されていることや、クリーンルームと呼ばれる部屋で組み立て、梱包(こんぽう)までを行うことで、ごみが付かないよう工夫していることなどを学んだ。

 また、塩化ビニールパイプの水圧破壊実験もあり、直径8センチのパイプに手動ポンプで圧力を加えて、耐久性を確認。顧客に伝えている耐久性の何倍もの強度があることが分かり、なかなか壊れないパイプの様子を熱心に見学した。

 詳細は、本紙へ。

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