門川舞台のショートフィルム−防波堤の壁画などロケハン

監督の本木さん「人の心見える作品に」

　門川ふるさと文化財団と県立芸術劇場は来年１月、門川町を舞台に制作するショートフィルムの上映と演劇の発表公演を町総合文化会館で行う。

　同文化財団が取り組む演劇ワークショップ「かどがわ演劇の広場かどっこ」との共同企画で、本番ではショートフィルムと演劇の二つの物語が重なり、つながっていく。

　７月２５、２６日にはショートフィルムの監督を務める本木克英さんが同町を訪れ、９月中旬に予定されている撮影を前にロケハン（下見）を行った。

　本木さんは１９８７年に助監督として松竹に入社。９８年の「てなもんや商社」で監督デビューし、「釣りバカ日誌」シリーズや「ゲゲゲの鬼太郎」などを手掛けた。２０１７年からフリーとなり、「超高速！参勤交代」「空飛ぶタイヤ」「シャイロックの子供たち」など監督作は多数。２２年から日本映画監督協会の理事長を務め、今秋には「カーリングの神様」を公開予定。

　詳細は、本紙へ。