本紙掲載日:2024-08-13
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庭球場再整備で起工式−26年3月末の完成目指す

ひなた県総合運動公園庭球場改修の起工式
庭球場全体のパース図(県提供)
インドアコート内観のイメージ図(県提供)

総事業費は27億6千万円−県

 2027年開催の国民スポーツ大会(国スポ)に向けて改修する「ひなた県総合運動公園」(宮崎市)の庭球場の起工式が8日、同所であった。総事業費は約27億6千万円で、2026年3月末の完成を目指す。県や関係者ら約75人が出席して、工事の安全を祈った。

 宮崎国スポ・障スポ局によると、庭球場は現在の砂入り人工芝コートからインドアコート6面を含む全24面のハードコートに改修するほか、国際基準の照明設備などの整備。管理棟も再整備して更衣室やシャワー、トイレなどの機能を充実する。

 事業費は庭球場改修が約22億8千万円、管理棟再整備が約4億8千万円を見込む。

 改修により国際大会の開催も可能になるなど、国内でも屈指の施設となる見通し。トップ選手が参加する大会を誘致することで県内の競技力向上やスポーツランドみやざきとしての魅力向上が期待される。

 起工式で河野俊嗣知事は「日本を代表するテニスの一大拠点ができる。ここをテニスの聖地にしていきたい。全国、世界に向けて発信して、スポーツランドみやざきが次のステージにつながっていくプロジェクトとして頑張っていきたい」とあいさつした。

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