本紙掲載日:2024-08-13
(2面)

耳川フェスティバル−ダム設備、大きさに驚き

レジャー体験も−美郷

 地域に根差した川づくりを推進しようと、第13回耳川フェスティバルin美郷が6日、美郷町西郷田代の美郷レイクランドをメイン会場に開かれた。県内外から小学生17人が参加。県北4市町村(日向市、美郷町、諸塚村、美郷町)を流れる耳川流域でダムの見学やダム湖でのレジャーなどを体験し、自然とのつながりを学んだ。主催は、同実行委員会(実行委員長・迫節夫日向土木事務所長)。

 同フェスティバルは、県が2011年に策定した「耳川水系総合土砂管理計画」に基づいた「耳川をいい川にする」ための取り組みとして開催している。

 この日はまず、九州電力が管理、所有する西郷ダムへ。同社の社員から、1929年から稼働する現役の発電用ダムであることや、上流から流れ込む土砂を通すためにダムの水位を下げる「ダム通砂(つうさ)」機能について説明を受けたほか、国内最大級の大型ローラーゲート(幅約18メートル、高さ約10メートル)なども間近で見学し、設備の大きさに驚いた様子だった。

 その後、美郷レイクランドに戻り、九州森林管理局の職員による紙芝居で森林の役割について学習。昼食はダムの形をイメージした「ダムカレー」が振る舞われ、午後からはバナナボートなどダム湖でレジャーや川の生き物の生態調査、魚つかみ取りを体験した。

 詳細は、本紙へ。

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