本紙掲載日:2024-08-16
(7面)

昆虫の多様性を知る−虫探しや標本作りを体験

講師は〃虫博士〃の安本潤一さん−延岡

 延岡市山月町の子育て支援センター「おやこの森」で10日、自然と環境について考えるイベント「虫とあそぼう」があった。宮崎昆虫同好会幹事の安本潤一さんが〃虫博士〃として講師を務め、子どもたちは身近に生息する昆虫と触れ合いながら命の尊さなどを学んだ。

 午前中に施設の裏山で行われた虫取り体験には、子ども約40人が参加。子どもたちは安本さんが事前に仕掛けたわなの周りや草むらなどをくまなく探し、ナナフシやナガサキアゲハ、ハンミョウなど、さまざまな虫を発見した。

 「いた!」「捕まえた」と喜んだり、捕まえた虫の名前を安本さんに積極的に聞いたりする姿が多く見られた。また、葉に付いたナガサキアゲハの黄色い卵も見つけ、安本さんの解説を聞きながらじっくりと観察する子どももいた。

 午後には虫の標本作り体験が行われ、子ども12人がコガネムシの展足とチョウの展翅(てんし)に挑戦。安本さんが工程ごとに丁寧に説明し、子どもたちはピンセットと針を使って虫の足や触角、羽を広げたり、虫に真っすぐ針を刺して固定させたりして、約2時間かけて標本を完成させた。

 詳細は、本紙へ。

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