本紙掲載日:2024-08-17
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大人の自覚と決意新たに−18歳対象、高校生23人出席

成人証書授与式に出席した新成人と関係者ら
新成人を代表して謝辞を述べる橋口さん

周りの人を支える人になる−美郷町

 美郷町は15日、18歳を対象にした成人証書授与式を、西郷ニューホープセンターで行った。新成人となる高校生23人が出席。夢と希望を胸に大人としての決意を新たにした。成人式の対象判断は自治体に委ねられており、同町は2022年から18歳を対象に実施している。

 町の成人証書授与対象年齢者は、2006年4月2日〜07年4月1日に生まれた17、18歳の26人。式では田中秀俊町長が、出席者一人ひとりに証書を授与。代表して菊地湊太さん=南郷、聖心ウルスラ学園=に記念品を渡した。

 田中町長は、今年の新成人が生まれた年は旧三村が合併し「美郷町」となった年でもあることに触れ、「皆さんもぜひ、今後の自分の姿を想像しながら悩み、挑戦し自分の未来を切り開いてほしい。いつも心の中に美郷町で生まれ育った誇りと愛着を持ち続けてほしい」と式辞。

 那須富重議長は「成人を迎え、自分の意見に信念と責任を持った人として前進してほしい。周囲の方々への感謝の気持ちも決して忘れることのないようにしてほしい」と祝辞を述べた。

 新成人を代表し、橋口紘季さん=南郷、宮崎第一高校=が「これまでの18年間、楽しいことやつらいことがたくさんありましたが、家族や友達、先生など周りの方々に支えられたおかげで負けずに頑張ってこれた。これからも何事にも負けず、強い心を持ち、今度は自分が周りの人を支えていけるような人になりたい」と謝辞を述べた。

 式後は、小中学校時代の恩師によるお祝いのビデオレターの紹介に続き、県メディア安全指導員の子どもメディアみやざき・糸数智美さんが「デジタル社会をかしこく生きるために〜自分の未来は、自分でつくる〜」をテーマにした講演も行われた。

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